RPG制作ツール『WOLF RPGエディター』、約11年ぶりにメジャーアップデートしたVer3が公開

2022.11.22
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この記事の3行まとめ

  • 無償のRPG制作ツール『WOLF RPGエディター』がVer3にメジャーアップデート
  • アップデート内容はツール内機能の追加から文字コードの変更、ゲームの起動・リセット速度まで多岐にわたる
  • 有償のプロ版も販売

SmokingWOLF氏は2022年11月22日、RPG制作ツール『WOLF RPGエディター(ウディタ)』をVer3にメジャーアップデート、公開しました。

『WOLF RPGエディター』は、SmokingWOLF氏が開発し、無償で公開しているRPG制作ツールです。戦闘システムなどゲームの根幹をこだわって自作したい人に向けて開発されているツールで、RPG以外のジャンルでも制作可能。また、作ったゲームは自由に配布・販売できます。

今回公開されたVer3は、2011年にVer2が公開されて以来のメジャーアップデートです。たとえば、キャラクターチップにレイヤー機能が追加され、エフェクト機能も強化されています。また、ツールで扱う文字コードがShift-JISからUnicode(UTF-8)に変わったほか、描画速度は平均2倍、イベントコマンド処理も大幅に高速化。さらに、ゲームの起動・リセットも高速化されるなど、非常に多くの機能の追加や改善が施されています。

今回のアップデート内容については、SmokingWOLF氏が紹介動画を6本公開中。

さらに、『WOLF RPGエディター』を一定以上使い込んだ人に向けたというプロ版を5,000円(税込)で販売しています。なお、『WOLF RPGエディター』で作ったゲームのコンテスト「WOLF RPGエディターコンテスト」では、プロ版は使用できないとのこと。

『WOLF RPGエディター』の詳細は、公式サイトをご確認ください。

『WOLF RPGエディター』公式サイト『WOLF RPGエディター』バージョンアップ履歴『WOLF RPGエディター3 プロ版』販売ページ

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