「cluster」、アクセサリー機能の追加やクラフトアイテムのスクリプト(JavaScript)対応など、大規模なアップデートを発表

2022.10.22
ニュースメタバース
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この記事の3行まとめ

  • 『Cluster Conference 2022』にて、「cluster」の大規模アップデートが発表された
  • どのワールドでも、身体のどの箇所にも自由に装着できるアクセサリー機能が実装
  • クラフトアイテムにスクリプトの実装など、多数のアップデートが発表

2022年10月20日(木)、クラスターは『Cluster Conference 2022』を開催し、メタバースプラットフォーム「cluster」における大規模アップデートについて発表しました。

『Cluster Conference 2022』は、cluster内で実施されたカンファレンスです。そのなかで、「アクセサリー」機能の実装をはじめ、クラフトアイテムに「スクリプト」を組み込めるようになったことなど、多くのアップデート内容が発表されました。

「アクセサリー」機能

アクセサリーどのワールドでも、アバターの身体のどこにでも自由に装着できます。さらに、オリジナルのアクセサリーを制作できる機能も開発中なうえ、12月にはオリジナルアクセサリーの売買が可能なアクセサリーストアが公開される予定です。

(画像はクラスターによるイベントレポートより引用)

「スクリプト(JavaScript)」の対応

Cluster Creator Kitがv2.0.0にメジャーアップデートされたことで、クラフトアイテムにJavaScriptによるスクリプト」を実装可能に。これにより、ドアやエレベーターなど動くクラフトアイテムが作れるようになります。

スクリプト付きクラフトアイテムは、Cluster Creator Kitだけでなくワールドクラフトでも使えます。また、PC版ワールドクラフトでは、cluster内でスクリプトの編集が可能です。

スクリプトによってクラフトアイテムが動く様子(gif画像はcluster公式のnote記事より引用)

(画像はcluster公式のnote記事より引用)

Cluster Creator Kit v2.0.0の詳細はcluster公式の発表記事リリースノートスクリプトの詳細はcluster公式のnote記事をご確認ください。

今後追加される機能も発表

その他にも、「音声ノーマライズ」「ノイズキャンセリング」のリリースや、ワールド固定やフォーカスが可能になった「カメラ2.0」なども発表されました。

詳細は、クラスターによるイベントレポートをご確認ください。

(画像はクラスターによるイベントレポートより引用)

(画像はクラスターによるイベントレポートより引用)

「クリエイターファースト」の場づくり、「バーチャル経済圏」の確立へ──『Cluster Conference 2022』イベントレポート「動くクラフトアイテムがつくれるようになりました!」cluster公式note記事「Cluster Creator Kit v2.0.0 をリリースしました」cluster公式note記事

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