統合型サウンドミドルウェアCRI ADXがアップデートを行い、Unreal Engine 5に対応しました。UE5対応は有償版にて先行で提供されていましたが、インディーゲーム開発者向けの無償版である「CRI ADX LE」もUE5で使用できるようになりました。
🥳UE5対応ADX LE公開🥳
無償版サウンドミドルウェア「CRI ADX LE」のUnreal Engine向けプラグインの最新版を公開しました🙌
なんと今回のプラグインよりUE5に対応していまス!
☺️ご活用くださいでス!#CRIWAREhttps://t.co/opUjQImaiw
— りんご@CRIWARE (@ringo_cri) October 17, 2022
🥳UE5対応ADX LE公開🥳
無償版サウンドミドルウェア「CRI ADX LE」のUnreal Engine向けプラグインの最新版を公開しました🙌
なんと今回のプラグインよりUE5に対応していまス!
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— りんご@CRIWARE (@ringo_cri) October 17, 2022
インタラクティブ・ミュージックや高度なサウンド再生制御がより手軽に実装可能
ADXは、サウンドの演出を構築する専用ツールとライブラリがセットになった製品です。ゲームとBGMを連動させる「インタラクティブ・ミュージック」の設計を行える専用ツールや、高度なサウンドの演出がライブラリに内蔵。プログラミングやブループリントを専用に組むことなくさまざまな音声制御を導入できます。
カーソル操作に応じて、様々なバリエーションにUIサウンドを変化させる実装について書きました。
動画見るのが分かりやすいかも。たった1つの効果音から、カーソル移動方向/ループによって音程を変化させています。
UE4+ADXで、ゲーム内UIのカーソル音に凝ってみる https://t.co/ChOr0muJwZ#UE4 #ADX pic.twitter.com/ZdY2vRVLxr
— Sig 🎮ゲーム開発 (@sleepyslowsheep) April 8, 2022
カーソル操作に応じて、様々なバリエーションにUIサウンドを変化させる実装について書きました。
動画見るのが分かりやすいかも。たった1つの効果音から、カーソル移動方向/ループによって音程を変化させています。
UE4+ADXで、ゲーム内UIのカーソル音に凝ってみる https://t.co/ChOr0muJwZ#UE4 #ADX pic.twitter.com/ZdY2vRVLxr
— Sig 🎮ゲーム開発 (@sleepyslowsheep) April 8, 2022
また、Android端末で問題になりやすい音声再生の遅延を低減する「SonicSYNC」が標準搭載。特に音ゲーにおける恩恵が大きい機能です。
大手タイトルのUnreal EngineにおけるCRI ADX利用ケースとしては、『SDガンダム バトルアライアンス』や『スカーレットネクサス』、『OCTOPATH TRAVELER』(オクトパストラベラー)『F.I.S.T.: Forged in Shadow Torch』で使用されています。日本国内のインディーゲームではUnityタイトルでの事例が公開されており、『モン娘ぐらでぃえーた』『ヤマふだ!にごうめ』『wanderdawn』『星樹の機神 ユニティユニオンズ』『魔砲少女のメイガスフィア』があります。
2D不思議世界探索アクションゲーム
「#wanderdawn」
15秒のトレーラー公開しました!
Steamでリリース予定です。続報は私のtwitter等をフォローしてお待ちいただけると嬉しいです!https://t.co/KgmCluiPtn pic.twitter.com/JGBGqp5HTO
— ホロウサ🍣@Horousamatolune (@tolune) October 15, 2021
ADX LEはPC/mac/iOS/Android向けのゲームに利用でき、利用条件は以下の通りです。
ツールを使用したゲームを配信する場合は、文字による権利表記が必須、ロゴ画像表記は任意となっています。
昨今はSteamで発売したインディーゲームをSwitchなどのゲーム機に展開するケースも多くありますが、その場合の有償版への移行も可能となっています。実際に『モン娘ぐらでぃえーた』はSwitch版でADX製品版を利用しています。
サウンド演出の丁寧に作りは、ゲーム全体のクオリティアップに大きく貢献します。この機会に、ADXをぜひ触ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロードはこちら