ゲーム開発環境向けサウンド機能強化ツール「CRI ADX」無償版がUnreal Engine 5に対応

ゲーム開発環境向けサウンド機能強化ツール「CRI ADX」無償版がUnreal Engine 5に対応

2022.10.19
ニュースサウンド
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

統合型サウンドミドルウェアCRI ADXがアップデートを行い、Unreal Engine 5に対応しました。UE5対応は有償版にて先行で提供されていましたが、インディーゲーム開発者向けの無償版である「CRI ADX LE」もUE5で使用できるようになりました。

インタラクティブ・ミュージックや高度なサウンド再生制御がより手軽に実装可能

ADXは、サウンドの演出を構築する専用ツールとライブラリがセットになった製品です。ゲームとBGMを連動させる「インタラクティブ・ミュージック」の設計を行える専用ツールや、高度なサウンドの演出がライブラリに内蔵。プログラミングやブループリントを専用に組むことなくさまざまな音声制御を導入できます。

また、Android端末で問題になりやすい音声再生の遅延を低減する「SonicSYNC」が標準搭載。特に音ゲーにおける恩恵が大きい機能です。

大手タイトルのUnreal EngineにおけるCRI ADX利用ケースとしては、『SDガンダム バトルアライアンス』や『スカーレットネクサス』、『OCTOPATH TRAVELER』(オクトパストラベラー)『F.I.S.T.: Forged in Shadow Torch』で使用されています。日本国内のインディーゲームではUnityタイトルでの事例が公開されており、『モン娘ぐらでぃえーた』『ヤマふだ!にごうめ』『wanderdawn』『星樹の機神 ユニティユニオンズ』『魔砲少女のメイガスフィア』があります

ADX LEはPC/mac/iOS/Android向けのゲームに利用でき、利用条件は以下の通りです。

下記条件をすべて満たす場合のみ、ADX LEを使用したコンテンツをライセンス許諾料無償で配信することができます。
・前年度年商が1,000万円以下の会社、または団体・個人であること
・コンテンツの配信元が自身であること(販売権を自身で持っていること)
・コンテンツの売上が1,000万円以内であること ※1,000万円を超えた場合は、「ADX」に移行いただきます。

引用:https://game.criware.jp/products/adx-le/#shiyou

ツールを使用したゲームを配信する場合は、文字による権利表記が必須、ロゴ画像表記は任意となっています。

昨今はSteamで発売したインディーゲームをSwitchなどのゲーム機に展開するケースも多くありますが、その場合の有償版への移行も可能となっています。実際に『モン娘ぐらでぃえーた』はSwitch版でADX製品版を利用しています。

サウンド演出の丁寧に作りは、ゲーム全体のクオリティアップに大きく貢献します。この機会に、ADXをぜひ触ってみてはいかがでしょうか。

ダウンロードはこちら

この記事は「IndieGamesJp.dev」の提供により掲載しています。
元記事URL:https://indiegamesjp.dev/?p=6298

関連記事

ゲーム開発関連ツールのリリース・アップデートまとめ【2026/3/21】
2026.03.21
Sonniss、計7GB超のサウンドデータバンドルを無料で配布。GDC 2026の開催を記念した「GDC 2026 Game Audio Bundle」
2026.03.16
ゲーム開発関連ツールのリリース・アップデートまとめ【2026/3/7】
2026.03.07
『カービィのエアライダー』ディレクターの桜井 政博氏らが楽曲制作エピソードを語る。任天堂によるインタビュー記事が公開
2026.03.06
Elgatoの無料ミキサーソフト「Wave Link 3.0」正式リリース。Elgato製品に限らずあらゆるデバイスで利用可能
2026.03.04
ゲーム開発関連ツールのリリース・アップデートまとめ【2026/2/28】
2026.02.28

注目記事ランキング

2026.03.25 - 2026.04.01
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ヘッドマウントディスプレイ(HMD)
ヘッドマウントディスプレイ Head Mounted Displayの略称。頭部に装着するディスプレイ装置の総称で、ゴーグルやメガネを模した形状が多い。Meta QuestやHTC Vive、PlayStaion VRなどの没入型と、HoloLensやMagic Leapなどのシースルー型に大別される。左右の目に対してわずかに異なる映像を描画することで、視差効果を利用した立体的な表現を可能にする。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!