AIアートアワード(AIAA)が緊急開催。作品を通じて画像生成AIを用いた創造とその影響を問う

AIアートアワード(AIAA)が緊急開催。作品を通じて画像生成AIを用いた創造とその影響を問う

2022.10.08
ニュース
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • 「AIアートアワード」がアジアデジタルアート大賞展FUKUOKAにて開催
  • 画像生成AIを利用したアートについて、作品を通じて議論を深めるための企画
  • 使用した「機械学習アルゴリズム」「学習データセット」「アプリケーション」「サービス」も記入して作品を提出

福岡県や九州大学などが主催するメディアアート作品の公募展「2022 アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA(ADAA)」にて、このたび緊急企画として「AIアートアワード(AIAA)」を開催することが発表されました。

本企画は、昨今の画像生成AIを利用したアート作品について、表現や権利、創造性の有無、評価方法等に関する議論を受けて開催されます。AIを用いた創造とはなにか、クリエイターや批評家・作品を享受する社会にどのような影響をもたらすのか、議論を深めるための企画としています。

審査はADAA審査員のほか、AI研究者である三宅陽一郎氏が特別審査員として参加します。

応募対象は画像生成AIを用いた静止画のアート作品応募先は「静止画部門(一般/学生)」で、作品に使用した「機械学習アルゴリズム」、「学習データセット」、「アプリケーション」、「サービス」などを記入する必要があります。応募締切は2022年10月24日(月)23:59まで。

AIAA賞は用意されていますが、ADAAとは別枠での審査・表彰されるため、賞金や各大臣賞などは獲得できないとのこと。応募に関する詳細は、本企画紹介ページと、ADAA募集概要ADAA応募規定などをご確認ください。

アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA九州大学 ニュースリリース

関連記事

ビジュアルノベルゲーム制作エンジン「Light.vn」、2025年12月5日(金)より新たにSteamでの提供を開始
2025.12.05
「Unity6.3」正式リリース。マルチプラットフォームのゲームの管理を容易にする「Platform Toolkit」導入やUI Toolkitのアップデートなど
2025.12.05
AIサポート機能も搭載のゲームエンジン・配信プラットフォーム「EdenSpark」、CBT開始。2026年夏にオープンソースで正式リリース予定
2025.12.04
「Motion Matching」学習向けのUE公式サンプルプロジェクトがUE5.7に対応。実験的機能「Mover」を利用した挙動制御が追加
2025.12.04
「GDC」主催のInforma、米国のゲーム業界を取り巻く経済状況を分析したレポート記事を公開
2025.12.04
Unreal Engine 5.7.1がリリース。MegaLightsとSubstrateの併用時にクラッシュする不具合や、MetaHumanの処理などが改善
2025.12.03

注目記事ランキング

2025.11.30 - 2025.12.07
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

プロパティ(Property)
プロパティ 英語で「資産」や「属性」を意味する。 一般的に対象の持つ属性・性質などを表す。例えば、画像ファイルにおける、容量やファイル形式、解像度などの情報。 3DCGツールやゲームエンジンにおいては、各オブジェクトのふるまいを決める個別の設定項目を示すことが多い。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!