オーディオミドルウェア Wwise 2022.1パブリックベータ版がWwise Launcherからインストール可能に。正式版は2022年秋にリリース予定

2022.08.01
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この記事の3行まとめ

  • Wwiseの2022.1パブリックベータ版がWwise Launcherからインストール可能に
  • 新たにタブを用いたユーザインターフェースが採用
  • 本バージョンは製品の正式リリースには使用できず、今秋リリース予定の正式版ではサポートされない点に注意

Audiokinetic社は、2022年8月1日、AudiokineticブログにてオーディオミドルウェアWwise 2022.1パブリックベータ版がWwise Launcherからインストールが可能になったことを発表しました。

2022年5月にリリースされたパブリックプレビュー版に続く本バージョンには、アンリアルエンジンならびにUnityとのインテグレーションが含まれています。Wwise 2022.1のリリーススケジュールは以下を予定し、2022年秋に正式版をリリース予定とのことです。

Wwise 2022.1のリリーススケジュール

現在インストールが可能なパブリックベータ版は製品の正式リリースには使用できず、Wwise 2022.1の正式リリース後はサポートされない旨も告知されています。

2022.1 パブリックベータ版で提供される機能の概要は以下の通りです。

オーサリング
• 編集のワークフロー
• レイアウトの更新
• Project ExplorerのSearch
• Paste Properties
• 新しいカーブと、新しくなったAttenuation Editor
• Auto-Defined SoundBanks
• File ManagerのGenerate Filesタブ
• Transport Controlのユーザインターフェースを更新
• Contextual Help、Capture Logエラーメッセージ
• フィルタ動作: Use Highest Value
• State GroupやState値のコピー&ペースト
• Event Action: State、State Groupの表示
• Performance Monitor
• Selection Channel、Meterインスタンス
• マウスホイールを使ったズーム、パンニング
• キーボードショートカットの変更
• ショートカットメニューの更新
WAQL
WAAPI
プラグイン
• Reflectワークフローの簡素化
• 3D Audio Bed Mixerプラグイン
• Time Stretchの改善
インテグレーション
• Auto Defined SoundBanksにUnrealが対応
• Unreal Engine 5.0
SDK
• サードパーソンリスナー
• Spatial Audioのジオメトリのパフォーマンス改善
• ラージワールドに対応
• RTPCマネージャのパフォーマンス改善
• オーディオレンダリングのタスクのカスタムスケジューラーの改善

詳細はAudiokineticブログをご覧ください。

Audiokineticブログ Wwise 2022.1 最新情報 | パブリックベータ版 Wwise Launcherダウンロードページ

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