この記事の3行まとめ
2022年6月2日、期間限定で公開されていたARアプリ『「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ARアプリ』の技術解説がデザイニウムのムーラ氏のnoteで公開されました。
『「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ARアプリ』は映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のデジタル配信/Blu-ray&DVD発売を記念して公開されたARアプリです。
渋谷の対象エリアに対して巨大スクリーンや等身大のスパイダーマンを出現させるARアプリで、5月末までダウンロードが可能でした。
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渋谷にマルチバース出現‼🕷
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ARで #スパイダーマン が渋谷の街を飛び回る💨🕸使い方🕸
1⃣【『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ARアプリ】をスマホにダウンロード📱2⃣渋谷の対象エリアにカメラをかざすと、巨大スクリーンやほぼ等身大のスパイダーマンが登場!
DLは連結にて🔽 pic.twitter.com/e5EjRjJ1t7
— 映画『スパイダーマン』公式 (@SpidermanfilmJP) May 3, 2022
このARアプリにはソニーセミコンダクタソリューションズが2021年3月に「JAPAN SHOP 2021」で公開したVPS(※)サービス「AR MAP」が使用されています。
※Visual Positioning Serviceの略。カメラ映像から撮影している端末の位置や方向を測定するシステム。GPSによる割り出しより精密な測定が可能。
記事では初めに「AR MAP」の機能や利点を紹介。VPSを使用したARコンテンツの作成が容易なことや、UnityのNavigationと連携させた際に利用できるナビゲーション機能、Web上でリソース管理可能な点などを挙げています。
また、同じくVPSサービスである「Immersal」との比較や、コンテンツ量産のためのUnityベースパッケージの開発、そのほか「AR MAP」での開発におけるTipsなどが解説されています。
『「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ARアプリ』が動作している様子はYoutubeのショート動画からでも確認することができます。
【技術解説】AR x Unity x VPS 〜AR MAPのすすめ〜