この記事の3行まとめ
- 3Dアニメ映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』におけるUE活用事例を制作陣にインタビューした記事、Epic Gamesが公開
- UEのリアルタイムレンダリングにより高精度のプレビズを実現。具体例として、公衆浴場の戦闘シーンをVolumetricで作成した事例が紹介
- Mayaで作成したアニメーションリグをUEに取り込むワークフローを自動化した取り組みなどについても語られている
Epic Gamesは2026年2月27日(現地時間)、Netflixで配信中の3DCGアニメーション映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』における、アンリアルエンジン(以下、UE)の活用事例を紹介した記事を公開しました。
本作のアニメーション制作を手がけたSony Pictures Imageworksの担当者より、プレビズとレイアウト工程においてUEをどのように導入したか語られています。
インタビュー記事の内容を紹介するYouTube動画がEpic Games公式チャンネルで公開されている
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は、Sony Pictures Animationによって制作されたオリジナル3DCGアニメーション映画。
世界的な人気を誇るK-POPアイドルグループの少女3名が人知れず悪魔を討伐するデーモンハンターとして戦うストーリーで、総再生回数は2億3,600万回以上を記録しています。
日本時間2026年3月16日(月)には「第98回アカデミー賞」授賞式が開催され、同作は長編アニメーション賞を受賞するとともに、劇中歌『Golden』がK-POP史上初となる歌曲賞を受賞しました。
(画像は映画芸術科学アカデミー公式Xより引用)
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』劇中歌『Golden』リリックビデオ
劇中では高速なアクションや密集した観客、コンサートの複雑なライティングといった要素が幾重にも絡み合っており、従来のレイアウト・プレビズ手法では正確に扱うことが困難だったといいます。
そこでSony Pictures ImageworksはUEのリアルタイムレンダリングを活用し、制作初期から完成形に近いクオリティでシーンを構築可能にしたことで、迅速かつ確度の高い画作りを実現できました。
具体例として公衆浴場での戦闘シーンにおけるVolumetricの活用事例が紹介。ライティングや蒸気の質感、カメラワークなどを早期に確認できたことでシーンのドラマ性や没入感の向上につながったと語られています。
(画像はインタビュー記事より引用)
また、Mayaで作成したアニメーションリグをUEに取り込むワークフローを自動化するスクリプトを作成。3Dシーン共有フォーマット「Universal Scene Description(OpenUSD)」を用いた作業効率化の事例が紹介されています。
(画像はインタビュー記事より引用)
そのほか、コントロールリグやフォリッジ(Foliage)などUEの各種機能を活用した事例が語られています。
詳細はEpig Gamesによるインタビュー記事をご確認ください。
「Unreal Engine で「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」のプレビズとレイアウトの刷新を実現」『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』Netflix