この記事の3行まとめ
- Unity Technologiesは2026年3月5日(現地時間)、同社の公式YouTubeチャンネルにて、「GDC Product Update」と題したライブストリーミングを配信
- Unityが現在開発している新機能の詳細や、今後の開発動向をユーザーに共有するライブ配信
- SteamおよびSteam Deckの公式サポートや、モバイル・Webに向けた性能向上などを実装
Unity Technologiesは2026年3月5日(現地時間)、同社の公式YouTubeチャンネルにて、「GDC Unity Product Update」と題したライブストリーミングを配信しました。
動画では、2026年3月9日~13日(現地時間)に開催されるゲーム開発カンファレンス「GDC Festival of Gaming 2026」に先立ち、同社が開発しているUnityの新機能の詳細や、今後の開発動向をユーザーに向けて共有しました。
GDC Unity Product Update
グラフィックス面では、「Universal Render Pipeline(URP)」への注力が強調されました。
「Unity 6.7 LTS」では、動的なグローバルイルミネーションを実現する「Surface Cache Global Illumination」が導入されます。この機能は、モバイルなどのハードウェア制約があるプラットフォームでも動作するように最適化されているとのことです。
また、「Unity 6.6」では、パイプラインステートオブジェクト(PSO)のキャッシングによるシェーダーコンパイルの改善が行われ、実行時のスタッター(カクつき)が軽減されます。
(画像は動画より引用)
AIを活用した開発支援ツールも強化されています。
パフォーマンスのボトルネックを特定するUnity ProfilerとUnity AIが連携し、スパイクの原因や最適化の提案を自然言語で受け取ることが可能になりました。
また、AIの操作を以前の状態に戻せる「Checkpoints」機能や、外部のAIモデルをUnityエディタ上で利用できる「AI Gateway」なども発表されています。
(画像は動画より引用)
また、プラットフォーム対応の強化も発表されました。
開発支援機能の「Platform Toolkit」が拡充されるほか、SteamおよびSteam Deckのビルドターゲットが公式にサポートされます。
これにより、Linuxネイティブランタイムの改善が行われ、互換レイヤーであるProtonに依存しないネイティブなパフォーマンス向上が見込めます。
(画像は動画より引用)
その他にも、Unityのスクリプティングバックエンドを最新の.NET技術へ移行する「CoreCLR」の実装計画や、モバイルおよびWebプラットフォーム向けの最適化など、さまざまな開発計画が発表されています。
詳細は、Unity公式YouTubeチャンネルの配信アーカイブをご確認ください。
GDC Product Update