この記事の3行まとめ
- Unreal Engine 5向けプラグイン「KawaiiPhysics」がv1.20.0にアップデート
- Unreal Engine 5.7に対応したほか、モデルのスカート貫通を防ぐ疑似補助骨機能「Sync Bone」などの機能追加
- GitHubおよびBoothでは無料でダウンロードでき、Fabの有料販売などを通じた金銭的支援も可能
おかず氏は2026年1月7日(水)、Unreal Engine 5(以下、Unreal EngineはUE)用の疑似物理プラグイン「Kawaii Physics」をv.1.20.0にアップデートしたことを発表しました。
(画像はおかず氏のXアカウントより引用)
Kawaii Physicsは、キャラクターの髪やスカートなどの揺れ物を「かんたんに」「かわいく」揺らせることを特徴とする疑似物理プラグイン。
『プリンセスピーチ Showtime!』や『鉄拳8』をはじめとした、さまざまなタイトルで採用されています。(採用実績一覧)
「Kawaii Physics」デモ映像(2024年7月24日公開版)
v1.20.0では、「Sync Bone」と呼ばれる機能が追加されました。これは「モデルの足がスカートを貫通してしまう」などの問題を防ぐための機能で、従来はControlRigやPoseDriverなどで実装する必要があった補助骨的な挙動を、Kawaii Physicsのみで直接実装できるものです。
基準となるボーン(Sync Bone)のリファレンスポーズからの移動量を、対象となるボーン(Target Bones)に反映。これにより、膝の位置によるスカート骨の位置の補正などが可能となります。
なお、反映の度合いは単純な係数だけでなく、基準ボーンと対象ボーンの距離、対象ボーンのRootからの距離の割合、移動量の大きさなどに応じた調整が可能とのこと。
(画像はGitHubより引用)
また、貫通をより厳密に防ぐため、コリジョンや、同プラグインが提供するボーン間の距離拘束機能「Bone Constraint」と併用することが推奨されています。
「コリジョン・Bone Constraint」「Sync Boneのみ」「全て使用」の比較画像(画像はGitHubより引用)
そのほか、2025年11月にリリースされたUE5.7への対応や、重力処理の変更などのアップデートが施されています。
(画像はGitHubより引用)
本バージョンは、GitHubおよびBoothでの無料公開(※)、Fabでの有料販売が行われています。
※ GitHubではSponsor機能、Boothではブースト機能および有料版(内容は無料版と同様)での購入を経た金銭的支援も可能
このうち、GitHubのSponsor機能やFabでの販売は、2025年7月公開のv1.19.1より開始されたもの。作業環境の変化により開発の時間が取りづらい中、積極的・継続的な開発をするためと述べ、要望や質問は購入者や支援者のものを優先的に対応するとしています。
なお、金銭的支援などがない場合の開発中止や完全有料化については現状予定していないとのこと。
詳細は、GitHubおよびおかず氏のXアカウントをご確認ください。
Update Information - v.1.20.0 ( UE5.7 Support ! ) | GitHubpafuhana1213 / KawaiiPhysics | GitHubおかず氏 Xアカウント