この記事の3行まとめ
岡田 和也氏は2024年2月8日、Unreal Engine 5用の疑似物理プラグイン「KawaiiPhysics」をv1.14.0にアップデートしたことを発表しました。
「KawaiiPhysics」は、GitHubにてダウンロードが可能です。
#UE5 用の疑似物理プラグイン「#KawaiiPhysics」をv1.14.0 にアップデートしました!
今回は『ボーン間の距離拘束( Bone Constraint )機能』を実験的機能として追加しました!これでスカートの貫通が緩和され…たらいいな…フィードバックお待ちしてます!
詳細・DL:https://t.co/dsjgxxz65X pic.twitter.com/jvbUhstZFy
— おかず (@pafuhana1213) February 8, 2024
#UE5 用の疑似物理プラグイン「#KawaiiPhysics」をv1.14.0 にアップデートしました!
今回は『ボーン間の距離拘束( Bone Constraint )機能』を実験的機能として追加しました!これでスカートの貫通が緩和され…たらいいな…フィードバックお待ちしてます!
詳細・DL:https://t.co/dsjgxxz65X pic.twitter.com/jvbUhstZFy
— おかず (@pafuhana1213) February 8, 2024
KawaiiPhysicsは、岡田氏が個人開発しているUnreal Engine 5用の疑似物理プラグインです。
※ v.1.12.0アップデート時にUnreal Engine 4のサポートは終了した
このプラグインは、キャラクターの髪、スカートなどの揺れものを「かんたんに」「かわいく」揺らせることを特徴としています。
今回のアップデートでは、骨(ボーン)間の距離拘束を行う「Bone Constraint」機能を実験的に追加。これにより、モデルがスカートを貫通してしまうといった問題を緩和しやすくなります。
GitHubに記載されている機能の使い方や概要は、以下の通りです。
AnimNodeにてBone Constraintと検索すると今回追加されたプロパティが表示されます。ここでボーン間の拘束や処理回数の設定が可能です。
サンプルフォルダには新機能用のサンプルが追加されています。「PABP_Skirt」を参照することで実際にどのように設定しているかを確認できます。
その他、Planar Limit処理の無駄をなくす修正や、BoneConstraint機能の対応に伴う物理処理部分のコードのリファクタリングなどが行われています。
詳細は、こちらをご確認ください。
Update Information - v.1.14.0 | GitHubpafuhana1213 / KawaiiPhysics|GitHub