この記事の3行まとめ
- 「GDC」主催のInforma、「US Game Development Salaries in 2025: What Our Latest Industry Report Reveals」と題した記事を公開
- アメリカのゲーム業界の平均年収や従業員のレイオフ経験など、業界を取り巻く経済状況をレポート形式で紹介している
- レポートの全体はGDCの専用ページよりアクセス可能。閲覧には個人情報の入力が必要
「Game Developers Conference(GDC)」を主催するInformaは、「US Game Development Salaries in 2025: What Our Latest Industry Report Reveals」と題した記事を公開しました。
アメリカのゲーム業界における従業員の給与などの経済状況を、レポート形式でまとめています。
(画像はニュース記事より引用)
GDCは、世界の国と地域からゲーム開発者が集まるカンファレンス。
2025年10月には、よりビジネス面を強化した「GDC Festival of Gaming」へのリブランディングが発表。次回は2026年3月、サンフランシスコにて開催されます。
(画像はGDC公式メディアパートナー「IGDA日本」のニュース記事より引用)
本レポートは、アメリカを拠点とするゲーム業界における専門職の給与情報、レイオフ(一時解雇)が雇用情勢に与えた影響などを解説しています。
レポートによると、2025年のアメリカのゲーム業界における専門職の平均年収は約14万2,000ドル、中央値は約12万9,000ドルとのこと。
(画像はニュース記事より引用)
回答者のうち「自身の仕事に見合った報酬を得ている」と感じているのはおよそ3分の1ほどで、「報酬が高すぎる」と感じている従業員はわずか6%に留まりました。
この調査では、回答者の半数以上(53%)が報酬に不満を持っているという調査結果が出ています。
また、回答者の約4分の1(24%)は、過去2年以内にレイオフを受けたと回答。就労中の回答者のうち74%、失業中の回答者95%は、ゲーム開発を「(他業種と比較して)より不安定な職業である」と回答しています。
「ゲーム開発は不安定な職業である」と回答した割合(左が就業中、右が失業中)(画像はニュース記事より引用)
そのほか、白人と非白人、男性と女性における給与の格差状況など、ゲーム業界にまつわる多くの経済状況の調査結果を報告しています。
なお、詳細なレポート内容は専用ページよりアクセス可能。閲覧には氏名やメールアドレス、所属会社などの入力が必要です。
詳細はニュース記事をご確認ください。
US Game Development Salaries in 2025: What Our Latest Industry Report Reveals