この記事の3行まとめ
- Unity TechnologiesとEpic Gamesがパートナーシップ締結のもと、2026年より協業施策を展開
- 『フォートナイト』のエコシステム内で、Unity製のゲームを直接公開できるように
- Unity上で複数プラットフォームの決済システムを一元管理できる機能に、アンリアルエンジンのサポートが追加される
2025年11月19日(水)に開催されたUnity公式カンファレンス「Unite 2025」の基調講演にて、Unity TechnologiesとEpic Gamesがパートナーシップ締結のもと、2026年より協業施策を展開することが発表されました。
「Unite 2025」基調講演アーカイブ
「Unite 2025」基調講演の冒頭では、Unity Technologies CEOのMatthew Bromberg氏と、Epic Games CEOのTim Sweeney氏が登壇。
両社が2026年より協業で行う施策として、下記の内容が発表されました。
『フォートナイト』にUnity製ゲームが公開可能に
Epic Gamesが運営する『フォートナイト(Fortnite)』のエコシステム内で、Unity製のゲームを直接公開できるようになります。
公開したゲームは、Epic Gamesによる収益還元システム「クリエイターエコノミー」の対象にも含まれます。ゲームの公開は2026年より可能となるとのこと。
Unityの新たな課金・決済管理システムがアンリアルエンジンをサポート
2025年10月、オンライン決済サービス「Stripe」との連携により複数プラットフォームのアプリ内課金をUnityで一元管理できる機能が発表されました。
PC・モバイル・Webを横断して、オンラインストアの構築・決済プロバイダーの管理・デジタルカタログの管理などが可能になるとされています。
このたび、同機能のサポート対象にアンリアルエンジンが加わることが発表。なお機能の提供開始は2026年初頭を予定しています。
詳細はニュースリリースをご確認ください。
「Unity と Epic Games 、オープンで相互運用可能なゲームの未来を共に推進」ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン公式サイト