この記事の3行まとめ
- Unreal Engine 5.7がリリース
- AIアシスタント機能の実験的導入や、Skeleton編集ツール「Skeletal Editor」の更新など
- 音声データの波形を編集できるプラグイン「Waveform Editor」の強化なども実施された
Epic Gamesは、2025年11月12日(水)、Unreal Engine 5.7(以下、Unreal EngineはUEと表記)をリリースしました。
UE5.7は、Epic Games Launcherなどを通じてインストールできます。
Unreal Engine 5.7 is here, with the power to help you:
🌎Build and render rich, dense open worlds.
🌿Render beautiful, detailed vegetation in real-time with Nanite Foliage.
✨Blend with true physical accuracy using Substrate Materials.
🎬Experience smoother animation workflows.… pic.twitter.com/knOAtiXekR
— Unreal Engine (@UnrealEngine) November 12, 2025
Unreal Engine 5.7 is here, with the power to help you:
🌎Build and render rich, dense open worlds.
🌿Render beautiful, detailed vegetation in real-time with Nanite Foliage.
✨Blend with true physical accuracy using Substrate Materials.
🎬Experience smoother animation workflows.… pic.twitter.com/knOAtiXekR
— Unreal Engine (@UnrealEngine) November 12, 2025
AIアシスタントが実験的機能として導入
エディター上でAIによる開発サポートを受けられる機能が、実験的機能とし搭載されました。
実装方法の提案やコード生成・プロジェクトへの反映、開発に際したトラブルシューティングなどの目的で活用できます。
アンリアルエンジンの機能「MegaLights」の使い方をAIアシスタントに質問している様子(画像はUE5.7 リリースノートより引用)
「Skeletal Editor」が更新。動作速度改善・新たなビューワーの搭載など
UE5.5より正式実装されたSkeleton編集ツール「Skeletal Editor」が更新。動作速度が改善されたほか、新たなビューワーが搭載されるなど機能拡張などが行われています。
モーフターゲットの一覧とそれらのウェイトをビューワーで確認する様子(画像はUE5.7 リリースノートより引用)
UE上で音声データ編集を完結。波形編集プラグイン「Waveform Editor」が強化
UE上で音声データの波形を編集できるプラグイン「Waveform Editor」について、外部ツールを介さずUEだけで作業を完結できるようにするために各種アップデートが実施。
インポートした音声データのマーカーとループ領域を表示する機能が追加されたほか、MetaSoundのノード間で異なる複数チャンネルの音声データを送受信する際に「CAT(Channel Agnostic Types、チャンネル非依存型)」のカスタムノードを使用可能になりました。
Waveform Editorで波形データを確認し、ループ処理やマーカーなどの設定を行う様子(画像はUE5.7 リリースノートより引用)
アップデート内容の詳細は、ニュースリリースやリリースノートをご確認ください。
「Unreal Engine 5.7 がついにリリース」アンリアルエンジン公式ブログUnreal Engine 5.7 リリースノート