この記事の3行まとめ
- 『Battlefield 6』でマップを自作できるゲームモード「Battlefield Portal」の公式SDKが無料でリリース
- Godot Engineをマップ編集エディターとして用いるSDK。作成したマップは、出力して「Battlefield Portal」で使用できる
- Electronic Arts公式サイトにて、SDKのチュートリアル記事が公開されている
Electronic Artsは2025年10月10日(金)、オンラインマルチプレイFPS『Battlefield 6』のゲームモード「Battlefield Portal」におけるマップ制作機能を利用できる「Portal SDK」をリリースしました。
併せて、SDKの導入手順や使用方法を解説した記事が、同社公式サイトのニュースページで公開されています。
(画像はニュース記事より引用)
『Battlefield 6』は、2025年10月10日(現地時間)にリリースされたFPS。シングルプレイに加えて、最大64人参加のオンラインマルチプレイにも対応しています。
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— Battlefield Japan (@Battlefield_EAJ) October 11, 2025
『Battlefield 6』では、前作『Battlefield 2042』に引き続き、ユーザーの自作マップをプレイできるモード「Battlefield Portal」が実装。ブラウザで動作するツール「Portal Builder」を用いて、独自のルールを適用したマップを作成し、ゲーム上で公開・プレイできます。
このたび登場した「Portal SDK」は、Godot Engineベースのマップ編集エディターとして機能するツールキット。ローカルで作成したプロジェクトファイルをJSON形式で出力し、「Battlefield Portal」にアップロードできます。
同社のニュース記事では、SDKのダウンロード方法をはじめ、カメラ操作やオブジェクトの移動など基本的な操作方法を紹介しています。
また、ゲームロジックを構築できるビジュアルスクリプティングエディタ「Rule Editor」や、NPCの挙動を制御するAIをカスタマイズできる「AIスクリプティング」などの機能も取り上げています。
「Portal SDK」で作成したマップのイメージ(画像はニュース記事より引用)
記事ではそのほかにも、「Rule Editor」で組んだロジックが正常に動作しない場合における解決策など、SDKを効果的に活用するためのヒントが掲載されています。
SDKはBattlefield Portal公式ページより無料でダウンロード可能。なお、ダウンロードの際はEAアカウントによるログインが必要です。
詳細は同社のニュース記事をご確認ください。
「Portal 101:Portal SDKツール、ルールエディターを使った高度な創作」Electronic Arts公式サイト「Battlefield Portal」公式ページ