この記事の3行まとめ
- ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン、「Unite Seoul 2025」講演動画・スライド資料を公開
- Unityでピクセルアートを活用する方法について、アーティストに向けて解説した講演
- ピクセルアート制作ツール「Aseprite」の使い方や、Unityでビジュアルスクリプティングなどを扱う方法などを紹介
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、年次開発者カンファレンス「Unite Seoul 2025」で実施された一部講演のアーカイブ動画・スライド資料を順次公開しています。
2025年9月18日(水)、同社は新たに「ピクセルアーティストのための 2Dプロジェクトワークフロー」と題された講演のアーカイブ動画・スライド資料を公開しました。
「Unite Seoul 2025」講演「ピクセルアーティストのための 2Dプロジェクトワークフロー」アーカイブ動画
「Unite Seoul 2025」は、2025年4月15日(火)に韓国のソウルで開催された年次開発者カンファレンスです。
このたび公開された「ピクセルアーティストのための 2Dプロジェクトワークフロー」の講演動画は、Unity Koreaのクリエイターアドボケイトであるキム・ジェイク氏より、ピクセルアートを活用したゲーム開発に関する機能や手法が解説されています。
ピクセルアートスタイルはゲーム市場・アセットストアでも人気のあるスタイルであると語るキム・ジェイク氏(画像はスライド資料より切り出して引用)
前半では、Unityでの利用を前提としたピクセルアートの制作ツールとして「Aseprite」を紹介。
ピクセルアート版のPhotoshopのようなアプリケーションで、ゲーム開発向けに最適化されたツールであるといい、Unity側にもAsepriteに対応した「2D Aseprite Importer」パッケージが提供されています。
UnityとAsepriteを連携し、効率的な作成・インポートが可能(画像はスライド資料より切り出して引用)
後半では、ビジュアルスクリプティングを利用した開発方法や、シェーダーグラフ、ポストプロセスの活用方法など、ピクセルアートを利用したゲームの品質を向上させる方法について、アーティストなど非エンジニアに向けたシステムや機能の紹介・解説が行われています。
(画像はスライド資料より切り出して引用)
なおユニティ・テクノロジーズ・ジャパン公式サイトでは、「Unite Seoul 2025」の講演動画・資料をまとめたページが公開されています。併せてご確認ください。
【Unite Seoul 2025 講演アーカイブ】ピクセルアーティストのための 2D プロジェクト ワークフロー (日本語字幕)「Unite Seoul 2025 講演動画アーカイブ」ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン公式サイト