Godot Engine最新版「Godot 4.5」正式リリース。ステンシルバッファのサポートや、バックトレースをリリースビルドでも使用可能に

Godot Engine最新版「Godot 4.5」正式リリース。ステンシルバッファのサポートや、バックトレースをリリースビルドでも使用可能に

2025.09.16
ツール・開発環境ニュースGodot
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この記事の3行まとめ

  • Godot Engineの最新バージョン「Godot 4.5」が正式リリース
  • ステンシルバッファがサポートされたほか、バックトレースをリリースビルドで使用可能に
  • visionOS向けエクスポート機能なども実装されている

2025年9月15日(現地時間)、Godot Engineの最新バージョン「Godot 4.5」がリリースされました。

Godot Engineは、マルチプラットフォームに対応したゲームエンジン。MITライセンスのもとオープンソースで提供されており、無料で使用できます。

2025年6月に「Godot 4.5-beta1」がリリースされて以降、beta 2~7、RC 1~2のリリースを経て、このたび正式版が公開されました。

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ステンシルバッファで物体の透過・異空間ポータルなどを描画可能

SpatialMaterialにおいてステンシルバッファがサポートされたことで、オブジェクトのアウトラインや透過表現、別の空間に接続されたポータルなどを描画できます。

何もない空間に立てられた壁に、別の空間へと通じる入口が備わっている(動画は「Godot 4.5」リリースページより引用)

バックトレースがリリースビルドでも利用可能に

従来はデバッグビルドに限定されていたバックトレース機能がアップデート。GDScriptのコールスタック追跡処理などに関するパフォーマンスが改善されたことで、リリースビルドにおいてもバックトレースを利用可能となりました

また、エラー報告などエンジン内部で発生したメッセージを取得する機能をユーザー独自に実装できる「Logger」クラスが追加されました。

(動画は「Godot 4.5」リリースページより引用)

visionOS向けエクスポートに対応

Apple Vision Pro向けOS「visionOS」に対して、Godotのプロジェクトをエクスポート可能になりました。

Godot 4.5の時点では、Apple Vision Proの視界にウィンドウが表示される形式のアプリケーションのみ出力できますが、将来的にはイマーシブな映像が映し出されるアプリケーションにも対応予定とのこと。

(動画は「Godot 4.5」リリースページより引用)

そのほか、エディタ上でゲーム音声のミュートやテキスト翻訳のプレビューが可能となったほか、既存プロジェクトを直接プロジェクトマネージャーから複製・バックアップできる機能が追加されるなど、各種アップデートが施されています。

詳細はリリースページをご確認ください。

「Godot 4.5」リリースページ「Godot Engine」公式サイト

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