この記事の3行まとめ
- Unity 6および6.1におけるHDRPの活用方法を解説した無料電子書籍、Unity公式サイトで公開中
- 同名書籍のUnity 2022 LTS対応版を改訂したもの。可変レートシェーディング(VRS)などの解説が追加されている
- 記事執筆時点では英語版のみ公開中。日本語版は後日公開を予定している
Unity Technologiesは2025年8月14日(現地時間)より、電子書籍『Lighting and environments in the High Definition Render Pipeline (Unity 6 edition)』を無料で公開しています。
閲覧の際にアカウント登録などは不要。また、PDF形式でのダウンロードも可能です。
Unity 6 向け HDRP のライティング、マテリアル、環境設定の新機能や改善点をまとめた最新 eBook が登場📘リアルなゲーム表現に欠かせない、最新の機能や設定のコツをまずはブログでご覧ください✨
日本語版の eBook は今後公開予定です!
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— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) September 2, 2025
本書は、UnityのHigh Definition Render Pipeline(HDRP)を活用する方法を解説した全269ページの資料。
ライティングや最適化、地形や海・河川といった環境を形成する機能などについて取り上げています。
なお本書は、2024年に公開された同名書籍のUnity 2022 LTS対応版(リンク先はユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが公開した日本語版書籍)をUnity 6および6.1向けに改訂したもの。
シェーディング解像度を動的に調整してGPU負荷を抑える可変レートシェーディング(VRS)など、Unity 6および6.1のアップデート内容を反映しています。
併せて、本書におけるUnity 6および6.1に関する内容を解説した記事が、Unity公式ブログで公開されています。
レイトレーシングにより色付きの影(画像右)を描画した様子(画像はUnity公式ブログより引用)
オゾン層のない空(画像左)と、オゾン層を含む空(画像右)における、地平線付近の空の色を比較した画像(画像は書籍解説ページより引用)
記事執筆時点において本書は英語版のみが公開中。日本語版は後日公開を予定しています。
詳細は、書籍公開ページやUnity公式ブログをご確認ください。
『Lighting and environments in the High Definition Render Pipeline (Unity 6 edition)』書籍公開ページ「Get tips for Unity 6 lighting, material, and environment updates in our latest HDRP e-book」Unity公式ブログ