この記事の3行まとめ
- UnityのHigh Definition Render Pipeline(HDRP)について解説する無料の電子書籍が2022 LTS向けに改定
- 水面シミュレーションなどがアップデートされた水のシステムや、SpeedTreeを使ったTerrain使用方法などを解説
- 水の表現に関するチュートリアル動画も、2022 LTSに対応した形でYouTubeで公開
Unity Technologiesは、電子書籍『Lighting and environments in the High Definition Render Pipeline』のUnity 2022 LTS版を無料で公開しました。
(画像は公式リソースページより引用)
『Lighting and environments in the High Definition Render Pipeline』は、全183ページのPDF資料です。
本書籍は、UnityのHigh Definition Render Pipeline(以下、HDRP)において、プロジェクトのセットアップやライティング、地形や水などのリアルなビジュアルやエフェクトを作成する方法を解説しています。
Unity 2022 LTSに対応した本バージョンでは、アップデートされた水を表現するためのシステムや、SpeedTreeを使ったTerrainの使用方法、HDRP用シェーダーやマテリアルについて更新・追記しています。
本書籍を紹介している2024年4月18日(現地時間)公開の「See the Unity 2022 LTS updates to two of our biggest e-books: URP and HDRP for advanced users」と題する記事では、同じくUnity 2022 LTSに対応する形で更新されたUniversal Render Pipeline(URP)解説の電子書籍についても紹介されています。
(画像はブログ記事より引用)
また、本書籍に基づいた水の表現に関するチュートリアル動画が、併せて公開されています。動画では、水面のシミュレーションにおける波の高さなどの設定例や、川のように一方向に流れる表現方法について説明しています。
YouTube動画『Deep dive into the HDRP water system – Tutorial』
本書籍は、記事執筆時点では英語版のみが公開されています。
「Lighting and environments in the High Definition Render Pipeline (Unity 2022 LTS)」Unity Technologies リソースページ「See the Unity 2022 LTS updates to two of our biggest e-books: URP and HDRP for advanced users」Unity Blog