この記事の3行まとめ
- 国内外ゲーム業界のデータ年鑑『ファミ通ゲーム白書2025』、角川アスキー総合研究所が発売
- 創刊20周年記念として、過去20年の国内ゲームソフト売上本数ランキングを収録
- 2024年の国内ゲームコンテンツ市場規模が2兆3961億円を記録し、前年比3.4%増となったことなどを報告している
角川アスキー総合研究所は2025年8月7日(木)、国内外ゲーム業界のデータ年鑑書籍『ファミ通ゲーム白書2025』を発売しました。
価格は、書籍版が53,900円、PDF(CD-ROM)版が48,400円、セット版(書籍&PDF)が96,800円。なお2025年9月30日(火)まで、セット版を割引価格の53,900円で購入できます。
そのほか、電子書籍版が各種ストアで販売中。Amazon.co.jpにおける価格は48,400円です(価格はいずれも税込表記)。
(画像はプレスリリースより引用)
『ファミ通ゲーム白書』は、日本国内外におけるゲーム・エンターテイメント業界の最新動向について、最新データとアンケート結果をもとに分析・解説するデータ年鑑。
2025年度は創刊20周年を記念して、2005年から2024年の20年間にわたる国内ゲームソフト売上本数ランキングを上位200位まで収録しています。
〈2005~2024年における国内家庭用ゲームソフト推定販売本数TOP3〉
1位『あつまれ どうぶつの森』8,022,435本
発売日:2020年3月20日(金)
発売元:任天堂
対応ハード:Nintendo Switch
2位『New スーパーマリオブラザーズ』6,435,077本
発売日:2006年5月25日(木)
発売元:任天堂
対応ハード:ニンテンドーDS
3位『マリオカート8 デラックス』6,167,617本
発売日:2017年4月28日(金)
発売元:任天堂
対応ハード:Nintendo Switch
※ パッケージ版のみ
※ 出典:『ファミ通ゲーム白書2025』
本書では、2024年における全世界のゲームコンテンツ市場規模を31兆42億円と推計。前年比5.0%増である一方、同一為替レートで計算すると2.6%減とのこと。
地域別に見ると、欧州がやや停滞を示したものの、中国で市場規模が増大したことを受けて東アジアの実績が前年を上回ったと述べています。
国内ゲームコンテンツ市場規模については、2024年は前年比3.4%増の2兆3961億円を記録。物価上昇の影響を受けて、ゲーム機本体や周辺機器、サブスクリプションなどの課金要素を含めたゲーム市場全体で値上がりが進んだ結果によるものと推察しています。
国内のゲームプレイ人口についても報告されています。
2024年におけるゲーム市場全体のユーザー数は5475.3万人と推計。前年から微減となった一方、家庭用ゲーム/PCゲーム/モバイルゲームのうち同時に2種類以上を遊ぶユーザーは、総人口の約半数におよぶ2478.2万人を記録。
とくにPC/家庭用ゲームを同時に遊ぶ層において顕著な伸びを見せており、プレイスタイルの変化が進んでいると分析しています。
『ファミ通ゲーム白書2025』の詳細は、プレスリリースやf-ismの書籍販売ページをご確認ください。
プレスリリース『ファミ通ゲーム白書2025』販売ページ|f-ism