この記事の3行まとめ
- 「GDC 2025」講演内容やゲーム業界情報などをまとめたレポート「2025 GDC Trends Report」が無料で公開
- 生成AI技術をゲームで活用した事例や、ライフサービス型ゲームの市場動向など6つのトピックが用意されている
- 「GDC 2025」で実施されたゲーム開発の資金調達に関するパネルディスカッションなども紹介
「Game Developers Conference(GDC)」を主催するInformaより、「GDC 2025」の講演内容やゲーム業界情報などをまとめたレポート「2025 GDC Trends Report」が無料で公開されています。
レポートはPDF形式にてダウンロード可能。なお閲覧の際は、専用フォームに氏名やメールアドレス、所属会社などを入力する必要があります。
Coming soon.
The first-ever GDC Trends Report.
Breaking down the biggest takeaways from GDC 2025.
Sign up here for first access: https://t.co/sLWafAGOci pic.twitter.com/z5Ub6EmC2Q
— Game Developers Conference (@Official_GDC) June 2, 2025
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— Game Developers Conference (@Official_GDC) June 2, 2025
本レポートは、2025年3月に開催されたゲーム開発者向けカンファレンス「GDC 2025」の講演内容や、各種調査会社が収集・分析したゲーム業界情報、2024年後半から2025年にかけて発表された最新技術・プロジェクトに関する情報などを報告したもの。
生成AI技術をゲーム開発に活用した事例や、VR/AR/MRコンテンツの普及とプレイヤー層の拡大、モバイルゲーム市場動向、ゲームにアクセシビリティ機能を導入する重要性など、6つのトピックに基づいて記述しています。
(画像は「GDC」公式サイトより引用)
生成AI技術に関しては、ゲームのプロトタイプの構築やLLMによるNPCの作成などを高速かつ安価に実施する技術研究が進められてきたと述べつつ、所有権や著作権侵害に関する懸念が未だ残されていると指摘しています。
またNVIDIAのニューラルレンダリング技術群「NVIDIA RTX Kit」や、Microsoftが提供するゲーム生成AIモデル「WHAMM(World and Human Action MaskGIT Model)」についても言及しています。
またライブサービス型ゲームについては、数々のAAAタイトルが姿を消していく一方で、コアなファン層にターゲットを絞った小規模開発などの路線では活路を見出せるといった見解が語られています。
そのほか、「GDC 2025」より初めて実施されたパネルディスカッションシリーズ「Funding Futures Series」(※)の内容などを紹介しているほか、2025年度における「Independent Games Festival」と「Game Developers Choice Awards」の受賞者・タイトルなども掲載しています。
※ セルフパブリッシングやベンチャーキャピタルの利用など、ゲーム開発における資金調達について議論を交わすパネルディスカッションシリーズ。「GDC 2025」では全3本が実施された
詳細はレポートのダウンロードページをご確認ください。
「2025 GDC Trends Report」ダウンロードページ「Game Developers Conference(GDC)」公式サイト