この記事の3行まとめ
- アンリアルエンジン向け2Dアニメーションツール「Odyssey」、Fabで無料提供
- ストーリーボード作成から2Dアニメーション制作まで、多岐にわたる機能を備えている
- UE5.6以降に対応したプラグインとしてリリース
アンリアルエンジン向け2Dアニメーション制作ツール「Odyssey」が、2025年6月11日(現地時間)より、マーケットプレイス「Fab」にて無料で提供されています。
『Odyssey Showreel 2025 [with announcement at the end]』
「Odyssey」は、フランスのPraxinosがアニメーションやゲーム開発などに適したツールで、Unreal Editor内から作画、アニメーション、ストーリーボードの制作が可能です。
2023年から2025年まではUnreal Engine(以下、UE)を搭載したスタンドアロンの有料ソフトでしたが、このたびUE5.6以降に対応したプラグインとして無料でリリースされました。
(画像はFabより引用)
本ツールは、2Dテクスチャのアセットを作成・編集し、壁の落書き、雨のしずく、草木などを表現できる機能を有しています。
(動画は製品ページより引用)
描画機能としては、ブループリントに基づいて構築されたブラシなどもサポート。クレヨン風や水彩風など数百種類の異なるスタイルのブラシが提供され、カスタマイズも行えます。
メッシュに直接ペイントする機能も備える(動画は製品ページより引用)
2Dアニメーションに向いた機能は、前のコマの画像を透けて見せる「オニオンスキン(ライトテーブル)」や、パラパラ漫画のように動きを確認できる「フリップ」など豊富。ベクター画像を使い、リグなしで手軽に2Dアニメーションを作成する機能も備えています。
(動画は製品ページより引用)
ストーリーボード作成機能としては、画像シーケンスのインポートや空間内でのカメラ配置のほか、サウンドトラックの追加、制作メモなども含まれています。
(動画は製品ページより引用)
「Odyssey」の詳細は、製品ページやドキュメントをご確認ください。
「Odyssey」2D アニメーション プラグインが Fab で無料公開「Odyssey」Fabストアページ