この記事の3行まとめ
- Epic Games Storeの手数料が2025年6月1日(現地時間)より改定。年間売上100万ドル以下のタイトルは手数料0%に
- 2025年に関しては、6月1日~12月31日(現地時間)の売上を年間売上として参照する
- 改定はPC版/モバイル版Epic Games Storeの両方で適用される
Epic Gamesが運営するゲーム販売プラットフォーム「Epic Games Store」における販売手数料の規定が、2025年6月1日(現地時間)より改定されました。
これにより、年間売上が100万ドル以下のタイトルにおいては、収益の100%を販売者が獲得できるようになりました。
(画像はEpic Games Storeニュースページより引用)
このたびの改定は、同社が2025年5月2日(現地時間)に発表していたもの。
従来の規定では一律で88:12と定められていた収益分配が、2025年6月1日(現地時間)より変更。タイトルごとの年間売上が100万ドル以下の場合、販売者が100%の収益を獲得可能となりました。100万ドルを超えると引き続き88:12の比率で分配されます。
年間売上の算出は、2025年度においては6月1日~12月31日、2026年以降は各年1月1日~12月31日の売上額を参照します(いずれも現地時間表記)。他社に権利を移管したタイトルなどにおいても、年間売上は上記期間で算出されます。
なお、改定はPC版/モバイル版Epic Games Storeいずれにおいても適用されます。
同社はそのほかにも、新規リリース作品を対象とした「EPICファーストランプログラム(※)」などの開発者向けプログラムを実施しています。
※ リリース後6か月間、Epic Games Storeにてゲームの独占配信を行うことで、期間内に発生した収益の100%を開発者側が獲得できる制度
今回の発表についてはEpic Games Storeのニュースページを、同社が実施する各種プログラムやストアの収益配分などに関する詳細はこちらをご確認ください。
「Epic Games Storeの収益分配が更新:製品ごとに年間最初の100万ドルが100%開発者のものに」Epic Games Storeニュースページ