この記事の3行まとめ
- アークシステムワークス、『GUILTY GEAR Xrd開発スタッフが送るアニメ調キャラモデリングTIPS Part3』と題した動画を公開
- 同社が2018年に実施した、『GUILTY GEAR Xrd』シリーズのキャラクターモデリングに関するセミナー動画を編集したもの
- 前回に引き続き、アニメ調の顔イラストを破綻なく3D化する手法を紹介。今回は目や顎の造形に着目している
アークシステムワークスは2025年5月21日(水)、『GUILTY GEAR Xrd開発スタッフが送るアニメ調キャラモデリングTIPS Part3』と題した動画を公開しました。
【動画公開📺】
アークシステムワークス開発陣による #ASWアカデミー 「GUILTY GEAR Xrd開発スタッフが送るアニメ調キャラモデリングTIPS Part3」を公開しました。https://t.co/KBjKty6nWf… pic.twitter.com/sxuEFgnWrz
— アークシステムワークス広報部【公式】 (@ARC_CorporatePR) May 21, 2025
【動画公開📺】
アークシステムワークス開発陣による #ASWアカデミー 「GUILTY GEAR Xrd開発スタッフが送るアニメ調キャラモデリングTIPS Part3」を公開しました。https://t.co/KBjKty6nWf… pic.twitter.com/sxuEFgnWrz
— アークシステムワークス広報部【公式】 (@ARC_CorporatePR) May 21, 2025
本動画は、2018年8月に実施されたダイキン工業主催のセミナー「GUILTY GEAR Xrd開発スタッフが送るアニメ調キャラモデリングTIPSセミナー」の録画映像を編集したものです。
セミナーでは、『GUILTY GEAR Xrd』シリーズにおけるアニメ調の3Dキャラクターモデル作成事例を解説。なお同社は2018年11月に、セミナーで使用したスライド資料を公開しています。
このたび公開された動画では、前回に引き続きアニメ調キャラクターイラストの顔を破綻なく3D化するモデリング手法を解説。今回はPart3と題して、目の造形や顎のライン、顔の横幅にフォーカスした工夫を紹介しています。
『GUILTY GEAR Xrd開発スタッフが送るアニメ調キャラモデリングTIPS Part3』
斜め前からのアングルで顔を見た際に、両目の幅が均一だと遠近感に不自然さが生じます。そこで目の配置に角度をつけて、奥側にある目の幅を狭く見せることでリアルな立体感を表現できます。
このとき、目を平面的な形状と捉えて角度を変更すると、真横から見た白目の見え方に矛盾が生じたり、顔を見上げるアングルで視線が左右に開いて見えたりと違和感が発生します。
(画像はスライド資料より引用)
そこで、眼球に沿って目尻を後方に曲げることで、あらゆる角度から見ても破綻のない立体感を生み出せます。
(画像はスライド資料より引用)
また、顔を斜め前から見た際に頬の付近が間延びして見える現象を改善するテクニックも解説。
顎のラインと正面から見た顔の輪郭線を区別し、顎のラインのみを動かすことで、立体感を維持しつつ顔の横幅を狭めています。
(画像はスライド資料より引用)
動画のラストではPart4の解説内容を予告。3Dモデルの各頂点が保有する法線の概要や制御方法について解説するとしています。
詳細は同社のYouTube動画をご確認ください。
GUILTY GEAR Xrd開発スタッフが送るアニメ調キャラモデリングTIPS Part3 | YouTube