この記事の3行まとめ
- プログラミング支援AIツール「Cursor」、学生向け無料プランを提供開始
- 学位などを授与する認可校の学生が対象。有料プランのひとつ「Pro版」を1年間無料で利用できる
- 利用に際して、認証サービス「SheerID」を介した本人確認が必要
Anysphereは2025年5月7日(水)、同社が提供するプログラミング支援AIツール「Cursor」における学生向け無料プランを開始したと発表しました。
— Cursor (@cursor_ai) May 6, 2025
「Cursor」は、AIによるコード補完やチャットボットといったプログラミング支援機能を搭載したコードエディタ。Visual Studio Code(VS Code)をベースに開発されています。
GPT、Gemini、Claudeといった各種AIモデルを選択可能。対応モデルに関する詳細は公式ドキュメントより確認できます。
(画像は公式サイトより引用)
無料プランのHobby版と、有料プランのPro・Business版が用意。有料プランはサブスクリプション形式で購入でき、価格はPro版が月額20ドル、Business版が月額40ドル。いずれも年次契約により2割引で購入できます。
Hobby版では月ごとに2,000回のコード補完や、GPT-4oやGemini 2.5 Proなどの「プレミアムモデル」を用いた50回のリクエスト(※)などが利用可能。
※ エージェントモードなどの使用時に消費するリソース。Hobby版においては、Pro・Businessプランと比較して応答時間が遅くなるなどの制限がある
Pro・Business版ではコード補完の回数制限が撤廃されたほか、「プレミアムモデル」による各月500回のリクエストが可能。リクエストを使い切った後も、応答速度などに制限のある状態なら引き続き「プレミアムモデル」を使用できます。
そのほか、各種AIモデルのAPIキーを用いた従量課金にも対応しています。
(画像は公式サイトより引用)
このたび、学生を対象にCursorのPro版を1年間無料で利用できるプランの提供が開始。学位などを授与する認可校に在籍する学生を対象としており、利用の際は認証サービス「SheerID」を介した本人確認が必要です。
利用開始から1年が経過すると、通常のPro版における有料サブスクリプション契約へ自動更新されます。
学生向け無料プランに関する詳細はCursor公式サイトをご確認ください。
「The tool for the next generation of developers」Cursor公式サイト