Unity 6でのDirectX 12採用によるパフォーマンス改善について紹介する記事、Unity Technologiesが自社ブログで公開。Unity 6.1以降ではデフォルトでDirectX 12が使用される

Unity 6でのDirectX 12採用によるパフォーマンス改善について紹介する記事、Unity Technologiesが自社ブログで公開。Unity 6.1以降ではデフォルトでDirectX 12が使用される

2025.04.18
ニュースUnity技術ブログ
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • Unity Technologies、Unity 6におけるDirectX 12採用による改善点を紹介した記事を公開
  • DirectX 12は、Unity 6.1以降のバージョンでデフォルトのグラフィックスAPIとして設定される
  • 「Pipeline State Object(PSO)」への対応などについて解説

Unity Technologiesは2025年4月16日(現地時間)、『DirectX 12 improvements in Unity 6』と題した記事を自社ブログで公開しました。

(画像はUnity Blogより引用)

Unity 6.1以降のバージョンでは、DirectX 12(以下、DX12)がデフォルトのグラフィックスAPIとして設定されます。DX12はマルチコアCPUの利用効率を高められるよう設計されているとのこと。

記事では、Unity 6においてDX12を採用することによるパフォーマンスの改善点などを紹介しています。

DX12をサポートしたスレッドモードによりCPUのボトルネックを改善

Unityのレンダリングシステムで利用できるスレッドモード「NativeGraphicsJobsSplitThreading」は、DX12をサポートしています。

「NativeGraphicsJobsSplitThreading」を用いることで、多数のドローコールを必要とする大規模で複雑な環境での処理を高速化でき、特にCPUがボトルネックになっているゲームに効果的であるとしています。

(画像はUnity Blogより引用)

PSOを事前にクックできる新たなAPIがUnity 6から導入

DX12は、シェーダーやラスタライザの設定など、レンダリングパイプラインの状態を事前に定義し実行時の負荷を軽減するPipeline State Object(PSO)」に対応しています。

PSOの作成に対応するため、Unity 6ではPSOを事前にクックできる新たなAPI「GraphicsStateCollection」が導入されました。

「GraphicsStateCollection」の詳細は、Unity Discussionsにて解説されています。

(画像はUnity Discussionsより引用)

そのほかにも、可変レートシェーディングや「DirectX Raytracing(DXR)」といったDX12の機能に対するUnity 6のサポートについて紹介しています。

詳細は、Unity Blogをご確認ください。

DirectX 12 improvements in Unity 6 | Unity Blog

関連記事

複雑なゲーム処理を”モジュール”単位に分割して実装。開発初期の「基盤構築」の重要性と、再現性の高い処理の組み方をQualiArtsが解説
2026.08.14
ゲーム開発関連ツールのリリース・アップデートまとめ【2026/8/8】
2026.08.08
パッキング不要でアセット管理を最適化。Unity 6.6で導入される「Content Directories」の解説記事、サイバーエージェント「コアテク」が公開
2026.08.07
ゲーム開発関連ツールのリリース・アップデートまとめ【2026/8/1】
2026.08.01
Epic Gamesのマーケットプレイス「Fab」、8/11(火)までの期間限定で無料コンテンツを公開。アトランティスの遺跡をイメージした環境アセットなど3製品
2026.07.29
ゲーム開発関連ツールのリリース・アップデートまとめ【2026/7/25】
2026.07.25

注目記事ランキング

2026.08.10 - 2026.08.17
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ラグドール(Rag Doll)
ラグドール ぬいぐるみを意味する英語。 ゲームにおける、キャラクターの全身が脱力したかのような挙動を行う物理シミュレーション。ラグドール物理。 例えば、上空からの落下やキャラクターが死亡した際に用いられる。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!