Ubisoft、色覚特性に応じたゲーム画面の見え方をシミュレートするツール「Chroma」をオープンソース化

Ubisoft、色覚特性に応じたゲーム画面の見え方をシミュレートするツール「Chroma」をオープンソース化

2025.04.17
ニュース
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • Ubisoft、色覚シミュレーションツール「Chroma」をオープンソースで公開
  • 起動中のゲーム画面にフィルター処理を施し、さまざまな色覚特性にもとづく色の見え方を確認できる
  • 最大60FPSのゲーム画面に補正をかけられる。スクリーンショットの取得も可能

Ubisoftは2025年4月15日(現地時間)、色覚シミュレーションツール「Chroma」をオープンソースとして公開したことを発表しました。

Chroma」は、さまざまな色覚特性にもとづくゲーム画面の見え方をシミュレートするツール。起動中のゲーム画面にフィルター処理を施すことで、パフォーマンスを落とさずに画面の色合いを補正できます。

Ubisoftが2021年に開発を始め、社内で開発・運用を続けてきた同ツールがこのたびオープンソース化Apache License 2.0のもと、同社のGitHubにて公開されています。

(画像はGitHubより引用)

最大60FPSのゲーム画面にフィルター処理を適用可能。特定のゲームエンジンに依存せず、あらゆるゲームタイトルで使用できます。

また、ショートカットキーによるフィルターの切り替えや、補正前/補正後のゲーム画面のスクリーンショットを取得する機能なども備えています。

「Chroma」によりプレイ中のゲーム画面に補正をかけている様子(画像はニュースリリースより引用)

「Chroma」のGitHubリポジトリでは、ツールの導入手順や使用方法などを解説したPDF形式のマニュアルも掲載しています。

詳細はニュースリリースGitHubリポジトリをご確認ください。

「Ubisoft’s Colorblind Simulation Tool, Chroma, Now Available For Public Use」Ubisoft公式サイト「Chroma」GitHubリポジトリ

関連記事

『ARC Raiders』UE5を用いたオープンワールド制作効率化など、開発スタジオへのインタビュー記事をEpic Gamesが公開
2026.03.04
WebAR開発プラットフォーム「8th Wall」閉鎖。一部主要機能はオープンソースとして提供中
2026.03.03
Autodesk Stingrayインスパイアのオープンソースゲームエンジン「Crown Engine」、ver0.61にアップデート。Linux環境のレンダリング機能がVulkanに刷新
2026.03.03
メッシュシェーダーを用いたレンダリング最適化などを解説した、CEDEC2025講演「中級グラフィックス入門」のサンプルプログラムが公開。MITライセンスで提供中
2026.03.02
ブラウザでテクスチャを生成できる無料ツール「TextureCreate」リリース。商用利用も可能
2026.03.02
ピクセルスタイルのフリーフォント「でんきチップ」提供開始。640字の常用漢字を収録、商用利用も可能
2026.03.01

注目記事ランキング

2026.02.25 - 2026.03.04
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ローパスフィルター(Low-Pass Filter)
ローパスフィルター
  1. 電気信号のうち、指定した周波数(カットオフ周波数)以下の信号を通し、それより上を大きく低減させるフィルター。
  2. ゲーム開発において、基本的にはサウンド用語として用いられる。例として、特定のセリフをローパスフィルターによってくぐもった音に加工することで、隣の部屋や遮蔽物の後ろで話しているかのような表現を行うことができる。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!