この記事の3行まとめ
- Ubisoft、色覚シミュレーションツール「Chroma」をオープンソースで公開
- 起動中のゲーム画面にフィルター処理を施し、さまざまな色覚特性にもとづく色の見え方を確認できる
- 最大60FPSのゲーム画面に補正をかけられる。スクリーンショットの取得も可能
Ubisoftは2025年4月15日(現地時間)、色覚シミュレーションツール「Chroma」をオープンソースとして公開したことを発表しました。
Introducing Chroma, our powerful colorblind simulation tool, now open to everyone!
Discover how it works, and try it for yourself: https://t.co/UfUq5Dp9oy pic.twitter.com/HFkmblsX2f
— Ubisoft (@Ubisoft) April 14, 2025
「Chroma」は、さまざまな色覚特性にもとづくゲーム画面の見え方をシミュレートするツール。起動中のゲーム画面にフィルター処理を施すことで、パフォーマンスを落とさずに画面の色合いを補正できます。
Ubisoftが2021年に開発を始め、社内で開発・運用を続けてきた同ツールがこのたびオープンソース化。Apache License 2.0のもと、同社のGitHubにて公開されています。
(画像はGitHubより引用)
最大60FPSのゲーム画面にフィルター処理を適用可能。特定のゲームエンジンに依存せず、あらゆるゲームタイトルで使用できます。
また、ショートカットキーによるフィルターの切り替えや、補正前/補正後のゲーム画面のスクリーンショットを取得する機能なども備えています。
「Chroma」によりプレイ中のゲーム画面に補正をかけている様子(画像はニュースリリースより引用)
「Chroma」のGitHubリポジトリでは、ツールの導入手順や使用方法などを解説したPDF形式のマニュアルも掲載しています。
詳細はニュースリリースやGitHubリポジトリをご確認ください。
「Ubisoft’s Colorblind Simulation Tool, Chroma, Now Available For Public Use」Ubisoft公式サイト「Chroma」GitHubリポジトリ