この記事の3行まとめ
- Epic Gamesがデベロッパー ポータルのロイヤリティ報告システムを刷新
- 手作業だったロイヤリティの計算が自動化
- ロイヤリティ報告のリマインダー機能なども搭載している
Epic Gamesは、アンリアルエンジンのロイヤリティ計算と報告の手間を軽減するため、デベロッパー ポータルに新しいロイヤリティ報告システムを導入したことを同社Webサイトで発表しました。
(画像は公式サイトより引用)
これまで、アンリアルエンジンを使った製品の収益が100万米ドルを超過した利用者など、アンリアルエンジンのエンドユーザーライセンス契約にもとづいてロイヤリティを支払う必要がある開発者は、手作業でロイヤリティを計算していました(アンリアルエンジンのエンドユーザーライセンス契約については、公式サイトを参照)。
今回発表された新しいロイヤリティ報告システムは、Epic Games Store以外からの製品収益を入力することで、Epic Gamesに支払うロイヤリティを自動的に算出する「ロイヤリティの自動計算」機能などが搭載されています。
デベロッパー ポータルの左側の「Unreal Engine」セクション内に追加された「Royalties」タブから、ロイヤリティ報告システムにアクセスできる(画像は公式サイトより引用)
ほかにも、四半期(※)ごとのロイヤリティ報告書の提出や、Epic Games Storeでのゲームリリースに必要な情報の確認も行えます。
※ ロイヤリティを支払う必要がある場合は、四半期ごとに同期間の収入を報告する仕組み
また、各四半期の最終日にはロイヤリティ報告が必要な対象者に向けて、システムからロイヤリティ報告に関する通知が送られるリマインダー機能なども備えています。
なお、2025年第1四半期にロイヤリティが発生する製品をリリースする場合、または初めてアンリアルエンジン製品の収益を報告する際には、デベロッパー ポータルからロイヤリティ報告書を作成する必要があります。
以前のフォームを使用して2025年第1四半期以降の収益とロイヤリティを報告していた場合は、デベロッパー ポータルから報告書を改めて提出するようにアナウンスされています。
(画像は公式サイトより引用)
詳細は、同社の発表をご確認ください。
Unreal Engine のロイヤリティ報告システムが改善されました