この記事の3行まとめ
- アニメーション制作ツール「Live2D Cubism Editor 5.3」のalpha版が無料公開
- ユーザーからのフィードバックを取り入れる目的で先行公開された
- ブレンドモード、オフスクリーン描画、エイリアスといった新機能が搭載されている
Live2Dは2025年3月25日(火)、アニメーション制作ツール「Live2D Cubism Editor」バージョン5.3のalpha版を公開しました。
✨Cubism Editor 5.3.00 alpha1先行公開✨
主な新機能の内容は添付のダイジェスト動画からご確認ください。
📢【新機能】モデル描画の機能強化!表現力向上!
✏️[ブレンドモード]
オブジェクトの合成に関する機能です。
10種類以上のカラーブレンドとアルファブレンドを個別に設定できます!… pic.twitter.com/H8Dx6Dl6Uv
— Live2D (@Live2D) March 25, 2025
✨Cubism Editor 5.3.00 alpha1先行公開✨
主な新機能の内容は添付のダイジェスト動画からご確認ください。
📢【新機能】モデル描画の機能強化!表現力向上!
✏️[ブレンドモード]
オブジェクトの合成に関する機能です。
10種類以上のカラーブレンドとアルファブレンドを個別に設定できます!… pic.twitter.com/H8Dx6Dl6Uv
— Live2D (@Live2D) March 25, 2025
「Live2D Cubism Editor」は、2Dイラストに立体的なアニメーションを加える映像技術「Live2D」を活用できるツールです。
「Live2D Cubism Editor 5.3」alpha版は、製品開発の早期段階でユーザーからのフィードバックを取り入れ、より使いやすい機能の検討を目的として先行公開されました。
alpha版は、同社のnote記事から無料でダウンロードできます。
「Live2D Cubism Editor 5.3」alpha版では、以下の機能などが新たに導入されています。
ブレンドモード:オブジェクトの合成に関する機能で、RGBによる10種類以上のカラーブレンドとアルファブレンドを個別に設定できます。
オフスクリーン描画:複数のオブジェクトをメモリ内に描画したあと、まとめてキャンバスに転写する機能。これにより、パーツ内のオブジェクトの重なりを気にすることなく不透明度を調整できます。
エイリアス:設定された描画順で、オブジェクトやパーツを再度描画します。オブジェクトを複製することなく、前髪に目や眉を透けさせるような表現が可能になります。
『【公式】Cubism 5.3 alpha 新機能ダイジェスト』
6月下旬に公開予定のbeta版がリリースされたあと、alpha版の提供は終了。ただし、フィードバック量によっては、alpha版の期間やその後のリリース予定時期が変わる可能性があります。
なお、今回公開されたalpha版は開発中のものであり、実際に製品版に搭載される機能とは異なる場合があるとも発表されています。
「Live2D Cubism Editor 5.3」alpha版の詳細は、プレスリリースやnote記事をご確認ください。
Cubism 5.3 alpha版リリースのお知らせ~ダウンロード方法もご紹介!~プレスリリース以下、プレスリリースからの引用です。
2Dイラストに立体的なアニメーションを加える表現技術「Live2D(ライブツーディー)」の研究開発を中心に事業を展開している株式会社Live2D(本社:東京都新宿区、代表取締役:中城哲也、以下、Live2D社)は、製品開発途中の早い段階でユーザのみなさまからご意見・ご要望をいただき、より使い勝手の良い機能を検討するため、Live2D Cubism Editor 5.3のalpha版を2025年3月25日に公開いたしました。
Cubism 5.3 alpha版のご利用方法
Cubism 5.3 alpha版のダウンロード方法やご意見ご要望などのフィードバック方法は以下のURL先のnote記事をご覧ください。
よくある質問や注意事項も掲載されておりますので、ご利用の際は必ずお目通しいただくようお願いいたします。
https://note.com/live2dnote/n/n3f52baecb117
※Cubism 5.3 alpha版はどなたでも無料でご利用いただけます。
新機能紹介
2025年3月25日公開時点のCubism 5.3 alpha版でお試しいただける新機能の一部をご紹介いたします。
▼ブレンドモード
オブジェクトの合成に関する機能です。10種類以上のカラーブレンドとアルファブレンドを個別に設定できます。
▼オフスクリーン描画
複数のオブジェクトをメモリ内に描画してから、キャンバスに転写する機能です。パーツ内のオブジェクトの重なりを気にせず不透明度の調整が可能となり表現の幅が広がります。
▼エイリアス
設定された描画順でオブジェクトやパーツをもう一度描画する機能です。オブジェクトを複製することなく前髪に目や眉を透けさせる表現が可能になります。
※これらの機能は開発中のものとなり、実際に搭載される機能と異なる場合があります。なお、SDKへの対応は製品版で搭載される予定です。
開発スケジュール
▼alpha版の期間
beta版公開後、順次alpha版は終了します。
beta版の公開時期は6月下旬を予定しております。
※フィードバックの量によってalpha版の期間および、その後のリリースの予定は前後する可能性があります。
※すべてのご意見を採用することは難しい場合があります。予めご了承ください。
alpha版を公開する目的
alpha版は、開発途中の早い段階でユーザのみなさまからご意見・ご要望をいただき、より使い勝手の良い機能を検討するためのプレビューバージョン製品です。
このalpha版では、今後提供予定のCubism Editor 5.3 リリース版に搭載予定の新機能をいち早くお試しいただくことができます。
alpha版に関するご意見・ご要望は「Live2D公式クリエイターズフォーラム」または「X(旧Twitter)」より受け付けております。
詳しい内容はURL先のnote記事をご覧ください。
https://note.com/live2dnote/n/n3f52baecb117
※Cubism 5.3 alpha版はどなたでも無料でご利用いただけます。
※ alpha版では日本語版・英語版・簡体字版(いずれもWindowsとmacOS対応)のエディタのみの提供となります。
Live2D技術をより便利で実用的なものにするため、みなさまのご協力をお待ちしております。
株式会社Live2Dについて
世界に広がるLive2D
私たちは、2Dイラストに立体的なアニメーションを加える表現技術「Live2D」を中心に事業を展開しています。
「Live2D Cubism」のソフトウェアライセンス販売、Live2Dの制作と表現研究を行う「Live2D Creative Studio」、Live2Dのイラスト・モデルの売買やオーダーメイド取引ができる公式マーケットプレイス「nizima」、Live2D公式のVTuber向けトラッキングアプリ「nizima LIVE」、Live2D公式のオンライン動画エディター「nizima ACTION!!」、”Live2Dのプロ”になるためのオンライン講座「Live2D JUKU」と事業の拡大を続け、さらに株式会社アニプレックスと業務資本提携を行い、長編アニメーション映画制作プロジェクトを開始しました。
現在「Live2D」は、ゲームやアプリ、VTuber、教育など国内外の様々な領域で利用・評価され、今ではみなさまの身近なところで目にする機会も増えています。「クリエイターが描きたい通りに描き、動かしたい通りに動かす」私たちが目指すこの夢に向かって日々精進して参りますので、今後の「Live2D」の進化にご期待ください。
【株式会社Live2D】
・Webサイト:https://www.live2d.jp
・X(旧Twitter):https://x.com/Live2D
【Live2D Cubism】
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【Live2D Creative Studio】
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