この記事の3行まとめ
- PLATEAUのUnity向けSDKを活用したサンプルプロジェクト『PLATEAU SDK for Unity GIS Sample』、v1.3.0にアップデート
- 建造物などが持つ情報の可視化や、フィルタリング・色分け表示などが可能なサンプルプロジェクト
- v1.3.0では、視点を歩行者・自動車目線に切り替えられるモードなどが追加
国土交通省が主導する3D都市モデルプロジェクト「PLATEAU(プラトー)」について、Unity向けSDKを活用したサンプルプロジェクト『PLATEAU SDK for Unity GIS Sample v1.3.0』が、PLATEAU公式のGitHubにて公開されました。
(画像はGitHubのリリースページより引用)
PLATEAUは、日本全国の3D都市モデルを整備して利活用の推進やオープンデータ化を行うデジタルツイン実現プロジェクト。
同プロジェクトの3D都市モデルをもとにUnityでゲーム・アプリ開発などを可能とするSDK「PLATEAU SDK for Unity」が、MITライセンスのもとオープンソースで公開されています。
『PLATEAU SDK for Unity GIS Sample』は、「PLATEAU SDK for Unity」における都市モデルの属性情報にアクセスする機能を活用したサンプルプロジェクトです。
建造物などが持つ情報の可視化や、条件にもとづくフィルタリング・色分け表示などの機能が利用可能。また、PLATEAU公式の開発支援ツールキット群「PLATEAU SDK-Toolkits for Unity」の活用により、時間帯や天候を変更する機能なども搭載しています。
(動画はPLATEAU公式Xより引用)
このたび同サンプルは「v1.3.0」にアップデート。道路に白線が配置されるなどビジュアルが向上したほか、歩行者や自動車の視点で街を散策できるモードが搭載。また、「PLATEAU SDK-Toolkits for Unity」のアップデートに伴い追加された街のアセットが反映されています。
画面右下の赤枠内のアイコンから、歩行者・車両の視点に切り替え可能(画像はGitHubより引用)
『PLATEAU SDK for Unity GIS Sample v1.3.0』の詳細はGitHubのリリースページをご確認ください。
『PLATEAU SDK for Unity GIS Sample v1.3.0』リリースページ『PLATEAU SDK for Unity GIS Sample』GitHub