Unity 6版「上級者向けURPガイド」が無料で公開。GPU Resident DrawerやGPUオクルージョンカリングなども解説された、Unity公式の電子書籍

2024.11.06
ニュースUnity
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この記事の3行まとめ

  • UnityのUniversal Render Pipeline(URP)について解説する無料の電子書籍、Unity 6向けに改定
  • Built-in Render PipelineからURPにプロジェクトを移行する方法などを解説
  • Unity 6の新機能「GPU Resident Drawer」や「GPUオクルージョンカリング」などを用いた最適化手法にも言及している

Unity Technologiesは、電子書籍『Introduction to the Universal Render Pipeline for advanced Unity creators上級クリエイター向け URP 入門)』のUnity 6版を無料で公開しています。

閲覧の際、ユーザー登録などは不要。また、PDFファイルでのダウンロードが可能です。

Introduction to the Universal Render Pipeline for advanced Unity creators』は、Unity 6のUniversal Render Pipeline(以下、URP)を用いて開発を効率化する手法などを解説した、全189ページからなる資料です。

本書籍はUnityの経験豊富な開発者やテクニカルアーティストを対象としており、Built-in Render PipelineからURPにプロジェクトを移行する方法や、ライティング、シェーダーの設定、レンダラー機能などを解説しています。

また、Unity 6で新しく搭載されたGPU Resident DrawerGPUオクルージョンカリングなど、URPの機能を活用した最適化のテクニックについても取り上げています。

(画像は書籍公開ページより引用)

本書籍は、同社が以前公開した同名の書籍をUnity 6版に改定したものです。なお同社は、同名の書籍のUnity 2022 LTS版を2024年2月に公開しています。

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記事執筆時点、本書籍は英語版のみが公開されています。

本書籍の詳細はUnity公式サイトの書籍公開ページをご確認ください。

『上級クリエイター向け URP 入門(Unity 6 版)』Unity公式サイト

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