この記事の3行まとめ
ピクシブが提供する3Dモデル制作ソフトウェア「VRoid Studio」の旧ベータ版について、2024年10月31日(木)をもって、全バージョンにおけるサポートが終了しました。併せて、v0.14.0を除く過去全ての旧ベータ版の提供が終了しました。
VRoid Studioは、人型キャラクターの3Dアバターを直感的な操作で作成できる無料のソフトウェアです。
ファイル形式は、VRMのほか、同ツール独自の形式「vroid」に対応。作成した3Dモデルは、VRoid Studioガイドラインを遵守のもと、商用/非商用を問わず使用が許諾されています(※)。
※ 出力物の制作以外の目的でのVRoid Studio正式版の商用利用は原則禁止です。例えば、VRoid Studio正式版で制作した出力物を利用して、3Dモデルの制作機能を持つアプリケーションの販売はできません
同ツールの旧ベータ版について、ピクシブは2024年8月1日(木)に以下の告知を行っていました。
このたび、上記告知の通り、2024年10月31日(木)をもって該当バージョンのサポート/ 提供が終了しました。
なお、旧ベータ版のv0.14.0については引き続き提供されています。
旧ベータ版のモデルデータを正式版で使うには
旧ベータ版で作成したモデルは旧式の素体データが用いられているため、正式版で使用する際はモデルデータのコンバートが必要です。
コンバートでは、新しい素体データを使って旧ベータ版で作成したモデルに近い見た目を再現しています。例えば、顔や髪に指定された基本色・かげ色はカラー機能調整機能の「シェーダーカラー」に引継ぎます。
なお、コンバート後のデータは新たなデータとして保存され、コンバート前のデータが上書きされることはありません。
コンバートがうまくいかなかった場合は以下の2点のチェックをお勧めします。
VRoid Studioの正式版においては、今後さらなる新機能が追加予定と述べられています。
今回の発表についてはVRoid公式サイトのニュースページを、VRoid Studioの詳細は製品ページをご確認ください。
「VRoid Studio 旧ベータ版のサポート・提供終了のお知らせ」VRoid公式サイト「VRoid」製品ページ「旧ベータ版で作成したモデルデータを使いたい」VRoid ヘルプページ