『Among Us』開発チーム、インディー開発者向けファンド「Outersloth」を開始。50,000~200万ドルを支援

2024.06.10
ニュース
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

Among Usの開発チームであるInnerSlothは、新たなプロジェクトとしてインディーゲーム開発者に資金提供を行うファンド「OUTERSLOTH」を開始しました。

開発チームは「Henry Stickmin Collection」「Among Us」の成功を振り返り、家族や友人がサポートしてくれたこと、投資家やパブリッシャーのサポートなしに成し遂げたことに触れ、その成功からインディーゲームに対してIPの譲渡なしに資金提供を行いたいと考えたそうです。資金は収益分配モデル(This is a recoup and revshare model)で、売上から受けた資金を返していくスタイルと思われます。

発表に先駆けてすでに複数のスタジオへの支援がすでに始まっていることが公開され、トレイラーにはさまざまなジャンルのゲームが紹介されています。

申込みには、いくつかのルールの準拠が必要です。ゲームのビルドは必須ではありません。

  • パブリッシングやローカライズ、マーケティングは行わない
  • 資金提供は50,000ドルから 200 万ドル
  • ピッチ資料の提出が必要
  • ブロックチェーン、Web3ゲームはお断り。VRやすでに早期アクセスをしているタイトルも対象外

「Among Us」は4名の小規模チームで開発され、配信からしばらく立って爆発的な人気を博しました。そうしたチームが自由度の高い資金提供を行うことは、「ノブレス・オブリージュ」ともいえるプロジェクトです。資料は英語での提出となりますが、公開されたタイトルラインナップを見てぜひ相談をしたいと思った場合は申し込みにチャレンジしてみましょう。

詳細・申込みページはこちら

本記事はIndieGamesJp.devとのメディア提携により掲載しています。

元記事URL:https://indiegamesjp.dev/?p=9257

関連記事

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン、ライブ配信番組「Unity 自習室」第1回のアーカイブ動画を公開。「Unity 1週間ゲームジャム」にて、同社の高橋 啓治郎氏が作ったゲームを紹介する内容
2025.01.21
『RPG MAKER UNITE』初の公式ゲームジャムが開催決定。イベントに向けた体験版配布や、過去最安の70%OFFセールも実施中
2025.01.21
スマホゲームでの背景制作の流れとポイントは?Aiming、『かみながしじま』を題材にブログ記事を公開
2025.01.20
川越が舞台のインディーゲームイベント「ぶらり川越 GAME DIGG」、4/13(日)に開催。2/14(金)から出展者の募集を開始
2025.01.20
Unityお役立ち情報まとめ記事をユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが公開。Unity 6対応版「玉転がし(Roll-a-Ball)」や初心者向け動画をまとめてチェック
2025.01.17
Godot Engineの最新バージョン「Godot 4.4」ベータ版がリリース。実行中のゲームに配置されたオブジェクトをエディタから選択可能に
2025.01.17

注目記事ランキング

2025.01.15 - 2025.01.22
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

被写界深度(DOF)
ヒシャカイシンド
  1. Depth of Field(DOF)とも呼ばれる。カメラの焦点(ピント)があっているように見える範囲のこと。
  2. 3DCGにおいて、1をシミュレーションするエフェクト。注目させたい部分に焦点を合わせ、それ以外の部分をぼかすことができる。ゲームの開発現場においては、ボケ自体のことを示すことが多い。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!