1,000種類以上のベースメッシュを無料で公開している「The Base Mesh」がリニューアル。ダウンロード形式にGLBファイルが追加、3Dビューワーの搭載など

1,000種類以上のベースメッシュを無料で公開している「The Base Mesh」がリニューアル。ダウンロード形式にGLBファイルが追加、3Dビューワーの搭載など

2024.05.07
ニュース3DCG
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • ベースメッシュの無料配布サイト「The Base Mesh」がリニューアル
  • 1,000種類以上の3DアセットをCC0ライセンスで無料公開しているWebサイト
  • Web上でモデルを確認できるビューワーの搭載、GLBファイルが新たにダウンロード可能に

2024年4月4日(現地時間)、ベースメッシュの無料配布サイト「The Base Mesh」のリニューアルが発表されました。

(画像はThe Base Meshより引用)

「The Base Mesh」は、3DアーティストのTim Steer氏が運営するベースメッシュ配布サイトです。

同サイトは衣類や食べ物、楽器、日用品など、1,000種類以上のベースメッシュをUV展開済みの状態で、CC0ライセンスのもと無料で公開しています。

(画像はThe Base Meshより引用)

今回、同サイトは「The Base Mesh 2.0」としてリニューアル。

機能改善やモデルの修正のほか、Webブラウザ上で動作する3Dビューワーが搭載されています。また、これまではダウンロード可能なファイル形式としてFBXとOBJが用意されていましたが、新たにGLBが追加されました。

そのほかの更新内容は以下の通りです。

  • モデルのポリゴン数(Tris)の表示を追加
  • 「Kitbash」などの新カテゴリを追加
  • ソート機能を追加(新しい順/古い順)
  • その他、モデルの修正や各種機能の追加など

リニューアル内容の詳細は、The Base Meshのブログ記事をご確認ください。

「The Base Mesh」

関連記事

地形作成ツール「Gaea」用の3D地形アセットが120種類以上。無料アセットバンドル、Webサイト「The Pixel Lab」で提供中
2025.11.05
UE5標準物理エンジン「Chaos」最適化テクニック、Epic Gamesが解説。コリジョン判定や剛体シミュレーションの負荷軽減など
2025.10.30
『WIND BREAKER 不良たちの英雄譚』のアート開発秘話、Aimingがブログで公開。モデルやモーションに込めたこだわりを解説
2025.10.29
コンストレイントを用いた関節制御・ツイストボーン作成方法など。『GUILTY GEAR Xrd』シリーズ開発陣によるリギング解説動画、アークシステムワークスが公開
2025.10.29
ハリウッドのVFX技術がオープンソース化。レンダリング速度・品質の向上を図るライブラリ「OpenQMC」が公開
2025.10.28
ノードベースのプロシージャルマテリアル作成ツール「Material Maker 1.4」、オープンソース&無料でリリース。Godot 4移行に伴いシェーダーコード生成機能などが刷新
2025.10.20

注目記事ランキング

2025.10.29 - 2025.11.05
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

レンダリング(Rendering)
レンダリング コンピューターグラフィックスにおける、各種データ(3Dモデルなど)をプログラムを用いて計算し、画像として表示すること。レンダリングを行うプログラムをレンダラー(Renderer)と呼ぶ。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!