VRM用アニメーションファイル形式「VRMA」が正式リリース。あらゆるVRMモデルでアニメーションを共有可能

VRM用アニメーションファイル形式「VRMA」が正式リリース。あらゆるVRMモデルでアニメーションを共有可能

2024.02.22
ニュース3DCGアニメーション
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • VRM用のアニメーションファイルフォーマット「VRMA」が正式リリース
  • 同じアニメーションをモデルやアプリケーションをまたいで利用可能
  • ピクシブから7種のVRMAファイルが無料で配布される

2024年2月21日(水)、一般社団法人のVRMコンソーシアムは「VRM Animationを正式にリリースしました。

VRM Animation(以下、VRMA)」は、VRM(※)に対応するアニメーション用のファイルフォーマットです。VRMAによって、同じアニメーションをあらゆるVRM形式の3Dモデルで利用できるようになります。
※ 異なるアプリケーション間で、同じ人型アバター(3Dモデル)を扱うためのフォーマット

VRMAは、人型ボーンのアニメーションに加え、表情(モーフターゲット)や視線制御アニメーションをサポート。VRMと同様、glTF(※)で記述されています。
※ オープンソースの3Dモデル・シーン向けファイルフォーマット。WebGLなどで採用されている

VMagicMirror」や「VRoid Hub」などのVRM対応アプリケーションのほか、Unity向けVRMライブラリ「UniVRM」がVRMAに対応しています。

なお、VRMコンソーシアムの正会員であるピクシブから、挨拶Vサインなど7種類のVRMAアニメーションが無料で配布されています。

(画像は配布ページより引用)

VRMAの詳細は、公式ページをご確認ください。

「VRM Animation」公式ページ「VRM Animation」仕様

関連記事

Houdiniの最新バージョン「Houdini 21」リリース。APEXなどのベータ機能がproduction readyに移行するなど、既存機能が大幅強化
2025.08.27
北海道・札幌のゲーム開発イベント「Sapporo Game Camp 2025」詳細が発表。プロとゲームを作れる「Game Jam」や、『ソニックランブル』先行プレイも可能
2025.08.18
SideFX、HoudiniとUE5を利用した技術デモ「Project Elderwood」のプロジェクトファイルを公開。ランドスケープ、岩、遺跡など、環境内のほぼすべての要素にHoudiniを使用
2025.08.15
ポーランドのゲーム開発者向けカンファレンス「Game Industry Conference 2024」、公式YouTubeチャンネルで講演動画が順次公開中
2025.08.07
「MetaHuman for Maya」がアップデート。RBFソルバなどでモデルの変形を制御できる「Pose Editor」が実装
2025.08.07
クロスシミュレーションの安定化に向けた「Havok Cloth」セットアップ手法、COYOTE 3DCG STUDIOがブログで解説
2025.08.07

注目記事ランキング

2025.08.21 - 2025.08.28
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ブループリント(Blueprint)
ブループリント
  1. 設計図。
  2. アンリアルエンジンにおいて、標準搭載されているビジュアルスクリプト言語。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!