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Wonder Dynamicsは2024年2月12日(現地時間)、自社のAIツール『Wonder Studio』において作成されたプロジェクトの、アンリアルエンジンへのエクスポート機能をリリースしました。
『Wonder Studio』は、撮影した実写の映像から人物を検出して、背景や指定した3DCGキャラクターに置き換えられるWebベースのAIツールです。
3DCGキャラクターには、モーションキャプチャーによる身体や表情のアニメーションが反映されるほか、背景に基づくライティングが適用されます。加えて、人物にはタグ付けがされ、シーンが変わっても人物と対応するキャラクターが正しく置き換えられます。
今回のエクスポート機能リリースにより、Wonder Studioのデータはレベルインスタンスやキャラクターのマテリアル、キャラクターのアニメーションアセットなどのUnreal Engine 5.3プロジェクト上のデータに変換できます。このプロジェクトファイルには、各ショットごとのカメラやアセットの情報も保存されます。
このアンリアルエンジンへのエクスポート機能は2023年12月にリリースされたUSDエクスポート機能をさらにアンリアルエンジン用に構成しなおしたものです。
シーンのエクスポートは、Wonder Studioのプロジェクトファイルをクリックし、開いたウィンドウの「Export Scenes」をクリックして行います。
詳細は、リリースノートおよびドキュメントの「Unreal Engine Scene」をご確認ください。
リリースノートUnreal Engine Scene | Wonder Dynamics「Wonder Studio」公式サイト