この記事の3行まとめ
Epic Gamesは、2023年6月にYouTube上に公開した短編映画『Blue Dot』の制作について解説する記事を、自社の運営するUnreal Engine公式ブログにて公開しました。
『Blue Dot』は、Epic Gamesの子会社「3Lateral」によって制作された短編映画です。映画の制作にはMetaHuman Animatorが使用されており、俳優ラシャ・ブコヴィッチ氏の演技をキャプチャーしてつくられたフェイシャルアニメーションが使われています。
MetaHuman Animatorは、iPhoneやヘッドマウントカメラで顔を撮影すると、自動で対象の表情や口の動きをフェイシャルアニメーションに変換できるツール。先日から、チュートリアル動画がYouTubeにて公開されています。
Unreal Engine公式ブログで公開された記事は、『Blue Dot』の制作の際に使われた手法やツールの利点などを画像と映像付きで解説するというもの。撮影後にもアンリアルエンジン上でライティングの設定を自由に行えることや凝視のカットの目の動きを微調整できることなどがスタッフの言葉とともに紹介されています。
本格的な撮影機器が必要なく、iPhoneとPCさえあれば誰でも映像作品が作れるということがMetaHuman Animatorの利点の1つだとして記事を締めくくっています。なお、MetaHuman Animatorのサポート機種は、iPhone 12以降のものとなっています。
記事の本文はこちらをご確認ください。
また、YouTubeにてメイキング映像も公開されています。興味のある方はこちらもご確認ください。
Blue Dot の舞台裏:MetaHuman Animator がシネマティックスにもたらす驚きの忠実度|Unreal Engine公式ブログ