UE向け疑似物理プラグイン「KawaiiPhysics」、カットシーン切替時などで物理の荒ぶりを防ぐ「物理の空回し( Warm Up )機能」を追加

UE向け疑似物理プラグイン「KawaiiPhysics」、カットシーン切替時などで物理の荒ぶりを防ぐ「物理の空回し( Warm Up )機能」を追加

2023.09.20
ニュースアンリアルエンジン
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • UE向けプラグイン「KawaiiPhysics」がv1.13.0にアップデート
  • 「物理の空回し( Warm Up )機能」とそのサンプルが追加されている
  • 同機能により、アニメーション再生時やカットシーン切替時の物理挙動が安定

2023年9月15日(金)、エピック ゲームズ ジャパンの岡田 和也氏が「KawaiiPhysics」をv1.13.0にアップデートしたことを発表しました。

KawaiiPhysicsは、岡田氏が個人開発しているUnreal Engine 4、5用(※)の疑似物理プラグインです。このプラグインは、キャラクターの髪、スカートなどの揺れものを「かんたんに」「かわいく」揺らせることを特徴としています。

※ v.1.12.0アップデート時にUnreal Engine 4のサポートは終了した

(画像はGitHubより引用)

今回のアップデートでは、アニメーション再生時やカットシーン切替時の物理の挙動を安定させる「物理の空回し( Warm Up )機能」と、そのサンプルが追加されました。

GitHubに記載されている機能の使い方、概要は以下の通り。

  • Need Warm UpがtrueかつWarm Up Frames(空回しするフレーム数)が1以上だとWarm Up処理が実行
  • 実行後、Need Warm Upはfalseになる
  • Warm Up Framesが大きいほど安定するが、物理計算の回数がその分増えるので負荷が増加
  • v1.12.0から対応したAnimNode関数からWarm Upを有効にすることも可能

(画像はGitHubより引用)

既存の「Teleport Distance (Rotation)Threshold」と「Reset Dynamics」を併用することで、さらに物理挙動の安定化が図れるとしています。

なお、本バージョンから、Reset DynamicsAnimNode関数から呼び出せるようになっているとのこと。

詳細は、こちらをご確認ください。

20230915-v1.13.0|GitHubpafuhana1213 / KawaiiPhysics|GitHub

関連記事

UE6で採用予定のプログラミング言語「Verse」、最新の仕様書が公開中。Live Variablesや後方互換性など新仕様が明らかに
2026.03.23
UE5のレンダリング・最適化手法や『Battlefield 6』開発事例など。グラフィックス技術のカンファレンス「GPC 2025」、一部講演の資料・アーカイブ動画が公開
2026.03.18
ゲームUI/UXデザイナー急募!『ポケットモンスター』シリーズなど大型タイトルにも携わる「2DCGプラネットスタジオ」が採用強化中。プロ志向の無料クリエイター育成講座も
2026.03.17 [PR]
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』はUEのリアルタイムレンダリングで高品質の3Dシーンを実現。Epic Gamesが制作インタビュー記事を公開
2026.03.16
ゲーム開発関連ツールのリリース・アップデートまとめ【2026/3/14】
2026.03.14
Intel、AIによる高解像技術「XeSS 3」のSDKを無料でリリース。UE用プラグインも併せてアップデート
2026.03.13

注目記事ランキング

2026.03.16 - 2026.03.23
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

法線
ホウセン 頂点がどの方向に向いているのかを決定するベクトル情報。ライティング情報を受けて、どのような方向に陰影を作リ出すかを決定する処理に利用する。 マテリアル内で、計算やテクスチャ情報により法線をコントロールすることで、メッシュそのものを弄らずに立体感を出すことが可能。 面の表裏を表す面法線もある。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!