Overture Maps Foundationが世界規模のオープンマップのデータセットをリリース!世界中の5900万の場所、7億8000万の建物のデータを格納

2023.07.29
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この記事の3行まとめ

  • Overture Maps Foundationがオープンマップのデータセット「Overture 2023-07-26-alpha.0」を公開
  • データセットは場所、建物、交通網、行政境界の4レイヤーに規格化されている
  • 世界中の5900万もの場所や7億8000万もの建物の情報が格納されている

Overture Maps Foundationはオープンマップのデータセットの最初のリリースとして「Overture 2023-07-26-alpha.0」を公開しました。このデータは規格に従い4つのデータレイヤーに分けられており、その中には世界中の5900万件もの場所のデータや7億8000万件もの建物のデータが含まれています。

Overture Maps Foundationは、2022年12月にThe Linux Foundationによって設立され、現代のマップ市場ニーズを満たすオープンマップデータの構築を目指しています。2023年4月のプレリリースデータセットの公開を受け、今回が最初の全世界的なデータセットの公開となります。

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Overture 2023-07-26-alpha.0Overture Maps Foundationが6月に発表したデータスキーマの通り、4つのデータレイヤーに分かれる形でフォーマットされています。マップサービス開発者は規格として定められ文書にまとめられた方法でマップデータを扱え、相互運用することが可能です。下記は各レイヤーに含まれるデータです。

  • Places of Interest (POIs)
    5900万件を超える場所データが含まれています。Meta、Microsoftによって提供されたデータから制作されています。
  • Buildings
    7億8000万を超える固有の建物のフットプリントが含まれています。OpenStreetMapとMicrosoft AIが生成した建物のフットプリント、Esriなどのオープンデータプロジェクトを組み合わせて制作されています。
  • Transportation Network
    交通網の情報が含まれています。OpenStreetMapのデータをもとに制作されています。
  • Administrative Boundaries
    国や地域、都市などの行政境界が含まれています。国際的な使用をサポートするために地域名を40以上の言語に翻訳しています。

詳細は、Overture Maps Foundation Blog『Overture Maps Foundation Releases Its First World-Wide Open Map Dataset』をご確認下さい。

Overture Maps Foundation Blog『Overture Maps Foundation Releases Its First World-Wide Open Map Dataset』Download Overture Maps Data

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