この記事の3行まとめ
国土交通省が、PLATEAU SDK for Unityで使用できる「PLATEAU-SDK-Toolkits-for-Unity」のベータ版 (v0.1.0)を公開しました。
開発中の「PLATEAU-SDK-Toolkits-for-Unity」のベータ版v0.1.0をリリースしました。
テクスチャの自動生成や環境設定、PropsやTracksの配置等の機能をGUI上で提供し、開発を支援します。
是非お試しください!
>ダウンロードはこちらからhttps://t.co/iUqSkE66LE pic.twitter.com/UAi31O5o2Q
— Project PLATEAU (@ProjectPlateau) July 12, 2023
開発中の「PLATEAU-SDK-Toolkits-for-Unity」のベータ版v0.1.0をリリースしました。
テクスチャの自動生成や環境設定、PropsやTracksの配置等の機能をGUI上で提供し、開発を支援します。
是非お試しください!
>ダウンロードはこちらからhttps://t.co/iUqSkE66LE pic.twitter.com/UAi31O5o2Q
— Project PLATEAU (@ProjectPlateau) July 12, 2023
「PLATEAU(プラトー)」は、国土交通省が主導する、日本全国の3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクトです。
PLATEAU-SDK-Toolkits-for-Unityは、PLATEAUの提供する「3D都市モデル」のデータを利用したUnity上でのアプリケーション開発を支援するツールキット群です。
2023年度の本ツールキット群の開発はアジャイル方式で行います。年度内に3回程度、各Toolkitのベータ版がリリースされ、ユーザーからのフィードバックが開発に反映される予定です。
PLATEAU-SDK-Toolkits-for-Unityは、PLATEAU SDK for Unity version 1.1.5のインストールを前提とするアドオンで「Rendering Toolkit」「Sandbox Toolkit」「Map Toolkit」「AR Toolkit」の、4つの機能で構成されています。
今回公開された機能は「Rendering Toolkit」と「Sandbox Toolkit」の2つです。
Rendering Toolkit
「Rendering Toolkit」では、PLATEAUの3D都市モデルのグラフィックスを向上させる処理を行います。これにより、環境設定・テクスチャの自動作成・LOD設定等の機能をGUI上でできるようになります。
環境システムの設定では、時間や天候の変更、霧の濃さなどを設定が可能です。
テクスチャの自動生成では、3D都市モデルの建築物モデルに対してランダムにテクスチャを貼り付けることができます。
Sandbox Toolkit
「Sandbox Toolkit」は、PLATEAUの3D都市モデルを用いたゲーム開発、映像製作、シミュレーション実行などを支援する目的の機能です。
乗り物・人・プロップなどの配置及び操作、道路の設定などをGUI上で行えるようになります。
ただし、Sandbox Toolkitの各機能を利用するためには、シーンに配置された3D都市モデルのオブジェクトにCollider(コライダー)コンポーネントを設定する必要があります。
公開された機能の検証済環境は以下の通りです。
また、レンダリング機能のうち、Built-in Rendering Pipelineではこれらの機能は動作しないため注意が必要です。
詳細は、ダウンロードページをご確認ください。
「PLATEAU-SDK-Toolkits-for-Unity」ダウンロードページProject PLATEAU ホームページ