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FOSTEXは、2023年9月2日(土)、9日(土)に『プロ愛用のヘッドホンを自作改造|フォステクス本社で開催する組み立てワークショップ』を開催することを発表しました。
本ワークショップはクラウドファンディングサービス「Makuake」で展開されたプロジェクトで、開発エンジニアから直接アドバイスを受けながらヘッドホンを自作する内容となります。
フォステクスと言えば、数多くのエンジニアが愛した名機NF-1/1Aなどスピーカー製品が有名ですが、ヘッドホンにおいても40年以上前に平面振動板の先駆者的役割を果たすRP(Regular Phase)振動板を開発しています。RP振動板を採用した最初のヘッドホン「T50」は1974年に誕⽣し、2001年には第三世代のRP振動板を搭載した 「T50RP」が発売されています。
今回の制作キットとして使用されるのは、「T50RP」と同世代のRP振動板を採用した「RPKIT50」。公開されているプランは以下の4つです。
組み立てワークショップでは、実際にFOSTEX本社にて開発エンジニアからのアドバイスを受けながらヘッドホンを自作します。スタンダードプラン、プレミアムプランの違いは「開発エンジニアに自由に質問できるトークセッション」、「ヘッドホンの周波数データを測定する音響特性測定」の有無で、サウンドの変化を視覚的に確認したい場合は測定可能なプレミアムプランを選択する必要があります。
「おうちで組み立て」プランは、解説動画をもとに好きな時間・場所でヘッドホンを自作するプランです。ヘッドホンの組み立てには、はんだごて、プラスドライバー、ピンセットが必要になります。また、「おうちで組み立て プロフェッショナルプラン」の特典には、トークセッションは含まれますが、音響特性測定は含まれません。
現在、早期購入者を対象に、一般販売予定価格より20~25%の割引を行うキャンペーンが行われています。詳しい作業の内容やQ&Aなどのイベント詳細はこちらをご確認ください。
プロ愛用のヘッドホンを自作改造|フォステクス本社で開催する組み立てワークショップ