この記事の3行まとめ
Metaは、10歳~12歳の子供がVRデバイスの『Meta Quest 2』、および今秋発売予定のVR・MRデバイス『Meta Quest 3』を利用するのための新しいMetaアカウントを2023年後半から導入することを発表しました。現在MetaのVRシステムは、怪我や悪影響のリスクが高いという理由で13歳未満の利用を禁止しているため、今回の発表により対象年齢を13歳から10歳に引き下げたといえます。なお、10~12歳の子供がアカウントを作成するには、保護者の承認が必要です。
対象年齢の引き下げに際して、保護者のアカウントで子供のMeta Questの利用を管理できるシステムが実装されます。保護者のアカウントでは、以下の操作が可能です。
年齢に応じた体験を提供するため、利用する子供の年齢に応じたアプリのみをレコメンドし、10~12歳の子供には広告を配信しないとのことです。
また、Meta Questのソーシャル機能「Meta Horizonプロフィール」については、保護者が管理する子どものアカウントは自動的に非公開に設定され、保護者の承認がないとフォローされないようになっています。
Meta Questのプラットフォームで配信されているアプリやゲームには、現時点でもレーティング機関であるESRBやIARCが対象年齢10歳以上と指定しているものも存在してるため、こういったアプリやゲームも10歳以上の子供がプレイできるようになります。また、今後は開発者と密接に協力して、そういった10歳以上の子供に向けたアプリ・ゲームも増やしていく予定だそうです。
詳細はこちらをご確認ください。
Introducing New Parent-Managed Meta Accounts for Families