3Dモデリング&CADプログラム『Plasticity』バージョン1.1リリース。角度・長さのリアルタイム表示と入力、STLファイルのエクスポートなど

2023.05.16
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この記事の3行まとめ

  • 『Plasticity』バージョン1.1がリリース
  • 図形作成中に角度・長さをリアルタイム表示&入力できる機能が追加
  • 他にもSTLファイルのエクスポート、自動バックアップ機能などが追加

3Dモデリング&CADプログラム『Plasticity』のバージョン1.1がリリースされました。

『Plasticity』は自由曲面をなめらかに表現するNURBSモデリング採用しています。ライセンスは買い切り型で「30-day free Trial」プラン・「Indie」プラン・「Studio」プランの3つが用意されています。

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『Plasticity』公式Twitterは、今回のバージョンアップで安定性の改善や計測機能・STLファイル形式でのエクスポート・テキストの追加などに対応したと発表しています。STLファイルは3Dプリンターの標準的なファイル形式です。

『Plasticity』開発者のYouTubeアカウントnickkallen1が公開している動画によると、計測機能は図形生成時にリアルタイムでその長さや角度が表示されるものです。数値は入力も可能で、指定した数値が即時反映されます。

線の長さがリアルタイムで表示される

入力フィールドで角度を指定することも可能

また、同動画では自動バックアップ機能についても紹介しています。この機能は、ユーザーが指定した間隔で自動でバックアップをとる機能です。バックアップ間隔は次のような項目を設定できます。

  • 直近何バージョンのファイルをバックアップするか
  • 何時間毎にバックアップするか
  • 何日毎にバックアップするか
  • 何週間毎にバックアップするか
  • バックアップを取るフォルダパス

開発者のYouTubeアカウントnickkallen1が公開している『Plasticity 1.1 is here!』ではバージョン1.1の機能の一部を解説

この他、GitHubでは『Plasticity』で対応が終わったバグ、対応中のバグなどの情報が公開されています。

詳しくは『Plasticity』公式TwitterまたはGitHubをご確認ください。

『Plasticity』公式Twitter『Plasticity』GitHub

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