この記事の3行まとめ
Unity Technologiesは、Unity公式ブログにて「Addressables Asset System」を使用したメモリとビルドサイズの最適化に関する質問への回答をまとめた記事を公開しました。
「Addressables Asset System」は、アセットにアドレスを指定し、アセットのロード・アンロードを管理する機能です。
アドレスを使用することでローカルとリモートの区別なくアセットを取得できるほか、依存するアセットのロードを制御することで効率的なメモリ管理を実現します。
『Unity Addressables』公式マニュアル公開された記事は、Addressables Asset Systemを使用した最適化に関するウェビナー『Optimizing Memory and Build Size | Technical Demo』に対する31の質問に回答するものです。
記事にある質問のひとつは、「ロードしたアセットはシーン遷移時にアンロードされますか?」というもの。それに対し、「参照カウントが0のアセットはいつか自動的にアンロードされます。Additiveでないシーン遷移の場合はResources.UnloadUnusedAssets()(※)を呼び出して明示的に解放します。」と回答しています。
※使用していないすべてのアセットをアンロードする関数
他にも、「アドレスを付与したアセットと依存関係にあるアセットにもアドレスを付与する必要がありますか?」や「パズルゲームなどにおいて、メモリの問題がなかったとしてもAddressables Asset Systemは必要なのでしょうか?」など、個別の質問に対する回答が掲載されています。
詳細は、ブログ記事をご覧ください。
『Extended Q&A: Optimizing memory and build size with Addressables』Unity公式ブログ