この記事の3行まとめ
- 対話型AIサービス『Bard』日本でも利用可能に
- 回答のソースとなる検索クエリ候補の表示といったGoogle検索との連携が特徴
- 使用には、公式サイトでのウェイトリスト登録が必須
Googleが実験的に提供している対話型AIサービス「Bard」が日本でも利用可能になりました。
記事執筆時点ではGoogleによる公式アナウンスは見つからないものの、編集部にて同サービスが利用できることを確認しています。
(画像はGoogle公式ブログより引用)
Bardは、大規模言語モデル「LaMDA(Language Model for Dialogue Applications)」をベースとする対話型AIです。
入力に対して複数の回答が用意されることや、入力に関連する検索クエリ候補が表示されるGoogle検索との連携がBardの特徴です。
回答とともに表示される「Google it」ボタンを押すと、検索クエリの候補が提示され、Google検索で回答の正しさを確認したり、さらに詳しく調べたりすることが可能です。
Bardの使用には、公式サイトにてウェイトリスト登録をする必要があります。登録には、18歳以上かつ自分自身が管理する個人のGoogleアカウントが必要です。
ウェイトリスト登録後、Bardが使用できるようになるとアカウントにメールが届きます。なお、初回利用時には利用規約への同意が必要です。
記事執筆時点では、利用規約に加え、Bardは実験的なサービスであることにも同意する必要がある。
Bardが不適切な回答をする場合があること、疑わしい場合は「Google it」ボタンで確認してほしいことなどが記されている
現時点では、日本語は使用することができず、英語のみがサポートされています。今後、多くの言語に対応していく予定であると、公式FAQで表明しています。
Bard 公式サイト