この記事の3行まとめ
2023年4月3日(日)、Luma AIがUnreal Engine 5(以下、Unreal Engine 5はUE5と表記)のプラグイン「LumaAIPlugin」のアルファ版を公開しました。これにより3Dスキャンアプリ『Luma AI』で生成した現実世界のオブジェクトをUE5で表示し、ゲーム開発などに利用できるようになります。このプラグインは、現在のところWindows版が公開されています。
Introducing the Luma✨Unreal Engine alpha! Fully volumetric Luma NeRFs running realtime on Windows in UE 5 for incredible cinematic shots and experiences, starting today!
Try now: https://t.co/mdyGTWhhgN pic.twitter.com/Lj1Lm3F2P4
— Luma AI (@LumaLabsAI) April 3, 2023
Introducing the Luma✨Unreal Engine alpha! Fully volumetric Luma NeRFs running realtime on Windows in UE 5 for incredible cinematic shots and experiences, starting today!
Try now: https://t.co/mdyGTWhhgN pic.twitter.com/Lj1Lm3F2P4
— Luma AI (@LumaLabsAI) April 3, 2023
『Luma AI』は「NeRF(※1)」と呼ばれる機械学習モデルを利用した3Dスキャンアプリです。『Luma AI』にアップロードした画像・動画から3Dモデルを作成でき、ベータ版を無料で利用できます。
※1 Neural Radiance Field。さまざまな角度から撮影した複数の写真を使って推定し、3Dシーンを生成できる
今回、公開されたプラグインは『Luma AI』が提供するサンプルプロジェクト(※2)にウェブ版『Luma AI』の3DモデルからダウンロードしたLuma Field Fileをインポートして使います。
※2 Luma Unreal Engine Pluginダウンロードページにはサンプルプロジェクト以外でこのプラグインを使用する方法も紹介されています
このプラグインは、UE5に取り込んだ3Dモデルの照明に関するブループリントを自動的に生成します。ただし、コリジョンは生成されないので、ゲーム内の物理演算などで使用する場合は手動で追加が必要です。
本プラグインのサンプルプロジェクトは、ゲームなどのリアルタイムプロジェクト向けのものと、映画などのシネマティクスプロジェクト向けの2種類が提供されています。
詳細はLuma AIの公開ページをご確認ください。
Luma Unreal Engine Pluginダウンロードページ