この記事の3行まとめ
- 『Crying Suns』のグラフィック構築プロセスを解説する記事が、Unityブログにて公開
- 同作の舞台である「重厚でダークな宇宙」らしさを出すため、物理的に不正確な現象「宇宙かすみ」を表現するエフェクトをあえて追加
- 併せて、ユーザーが同様のエフェクトをUnityで実装するプロセスについても解説される
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、Unityブログにて『より深く暗い宇宙をデザインする:Alt Shift 『Crying Suns』のビジュアルエフェクト』と題した記事を公開しました。
タクティカルローグライト『Crying Suns』の開発者インタビュー。
宇宙空間を表現するテクニックなどを語っています。https://t.co/Rfnjyh3izC
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) February 9, 2023
タクティカルローグライト『Crying Suns』の開発者インタビュー。
宇宙空間を表現するテクニックなどを語っています。https://t.co/Rfnjyh3izC
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) February 9, 2023
記事中では、2Dゲーム『Crying Suns』の開発者が、同作の舞台である深宇宙のグラフィックを、どのようなレンダリング技術を用いて構築したか説明しています。
『Crying Suns』では、ダークで重厚な宇宙らしさを出すために「宇宙かすみ(space haze)」という架空の現象を表現するエフェクトをあえて追加。これにより遠近感が強調されたほか、ゲームのイメージ構築にも役立ち、大きな効果があったと言います。
宇宙かすみ適用前後の比較は、以下の通り。(画像はUnityブログより引用)

「宇宙かすみ」エフェクトによって、背景の星よりもステーションが手前にあることが強調される(画像はUnityブログより引用)
記事の最後には、同様のビジュアルエフェクトをユーザーが実現する手段として、UnityのURPとビルトインレンダーパイプラインで実装するプロセスが解説されています。詳細は、Unityブログをご覧ください。
より深く暗い宇宙をデザインする:Alt Shift 『Crying Suns』のビジュアルエフェクト『Crying Suns』公式サイト