Unityブログで『Crying Suns』のグラフィック解説記事が公開。現実にはありえない「宇宙かすみ」でダークな「深宇宙」を表現

2023.02.10
ニュースUnity
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この記事の3行まとめ

  • 『Crying Suns』のグラフィック構築プロセスを解説する記事が、Unityブログにて公開
  • 同作の舞台である「重厚でダークな宇宙」らしさを出すため、物理的に不正確な現象「宇宙かすみ」を表現するエフェクトをあえて追加
  • 併せて、ユーザーが同様のエフェクトをUnityで実装するプロセスについても解説される

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、Unityブログにて『より深く暗い宇宙をデザインする:Alt Shift 『Crying Suns』のビジュアルエフェクト』と題した記事を公開しました。

記事中では、2Dゲーム『Crying Suns』の開発者が、同作の舞台である深宇宙のグラフィックを、どのようなレンダリング技術を用いて構築したか説明しています。

Crying Suns』では、ダークで重厚な宇宙らしさを出すために「宇宙かすみ(space haze)」という架空の現象を表現するエフェクトをあえて追加。これにより遠近感が強調されたほか、ゲームのイメージ構築にも役立ち、大きな効果があったと言います。

宇宙かすみ適用前後の比較は、以下の通り。(画像はUnityブログより引用)

Before
After

「宇宙かすみ」エフェクトによって、背景の星よりもステーションが手前にあることが強調される(画像はUnityブログより引用)

記事の最後には、同様のビジュアルエフェクトをユーザーが実現する手段として、UnityのURPビルトインレンダーパイプラインで実装するプロセスが解説されています。詳細は、Unityブログをご覧ください。

より深く暗い宇宙をデザインする:Alt Shift 『Crying Suns』のビジュアルエフェクト『Crying Suns』公式サイト

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