ビューポート上でのライン描画に対応。リアルタイムで手描きのような線を高品質かつ高速に描画する『Pencil+ 4 Line for Blender』、ピー・ソフトハウスが発表

2023.01.17
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この記事の3行まとめ

  • ピー・ソフトハウスが『Pencil+ 4 Line for Blender』を発表。2023年春にリリース予定
  • ビューポート上でのライン描画に対応。リアルタイムで手描きのような線を高品質かつ高速に描画
  • カラーが開発に協力している製品

ピー・ソフトハウスは、『Pencil+ 4 Line for Blender』を発表しました。

『Pencil+ 4 Line for Blender』用の特設サイトも公開。『Pencil+ 4 Line for Blender』が2023年春のリリースに向けて開発中であることや、製品の特徴などが掲載されています。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズなどの制作で知られるカラーが開発に協力しており、同社のCGI監督である鬼塚 大輔氏のコメントも公開されています。

『Pencil+ 4 Line for Blender』は、手描きのような線を高品質かつ高速に描画する、Blender用レンダリングプラグインです。ビューポートのリアルタイムなライン描画に対応し、調整や確認にかかる時間を省くことができます。

『Pencil+ 4 Line for Blender』の動作環境は以下の通り。

  • OS:Windows 10以降
  • ホストアプリケーション:Blender 3.0以降
  • CPU:x64 ベース プロセッサ

多様な表現を実現可能なノードエディターも多数用意されています。

入り抜きを描画(画像は特設サイトより引用)

オブジェクトの隠線を描画(画像は特設サイトより引用)

ユニークなライン描画を実現(画像は特設サイトより引用)

また、3ds Max/Maya/Unity間で設定を行き来できるブリッジ機能もリリース予定とのこと。

詳細は、『Pencil+ 4 Line for Blender』特設サイトをご確認ください。

『Pencil+ 4 Line for Blender』特設サイト

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