この記事の3行まとめ
- ストラテジーカードゲーム『Duelyst』がオープンソース化
- ソースコードや画像、音声などのゲームデータがGitHubで無償配布されている
- 個人での利用・改変だけでなく、商用利用も認められる
Counterplay Gamesは、ストラテジーカードゲーム『Duelyst』をオープンソース化したことを発表しました。
『Duelyst』は、2016年にサービス開始された基本プレイ無料の対戦型カードゲーム。ユーザーからの高い評価を獲得したが、2020年にサービス終了
GitHubにて、サービス終了した当時(v1.96.17)の『Duelyst』のソースコードとアセットが無償で配布されており、自由にゲームデータを利用できます。
Releaseページからデスクトップで動作するプロジェクトファイルやソースコードなどが、ダウンロード可能(画像はGitHubより引用)
コードは主にJavaScriptやCoffeeScriptで記述されている。これらの言語でウェブアカウントシステムを実装したい場合は、参考になるかもしれない
なお、本作は「CC0(Creative Commons Zero v1.0 Universal)」として配布されているため、ユーザー個人での利用・改変だけでなく、商用目的での利用も認められています。
すでに発見されている不具合やバグは、GitHub内の「Open Issues」にてまとめられており、新たに不具合やバグを見つけた際は、「Open Issues」で報告できます。
また、ゲーム内の言語は英語とドイツ語のみですが、「app\localization\locales」内のファイル更新とともにプルリクエストを送信すると、他言語への翻訳を提供できます。
開発者用のDiscordサーバーも用意されています。フロントエンド、バックエンド、インフラストラクチャのディスカッションが行われているとのこと。
また、Counterplay Gamesから許諾を受けたDream Sloth Gamesが『Duelyst Ⅱ』の開発を進めており、2022年12月17日よりパブリックベータテストが行われています。Steamストアページおよび公式サイトから誰でも無料で参加可能です。
GitHub 『open-duelyst / duelyst』『Duelyst Ⅱ』公式サイト