『Steam on Chromebook』ベータ版がリリース。システムの最小要件がCore i3またはRyzen 3に引き下げられ、対象機種が増加

『Steam on Chromebook』ベータ版がリリース。システムの最小要件がCore i3またはRyzen 3に引き下げられ、対象機種が増加

2022.11.09
ニュース
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • 『Steam on Chromebook』のベータ版がリリース
  • システムの最小要件が引き下げられ、対象機種が増加
  • 推奨ゲームは50タイトル以上追加

米国時間2022年11月3日(木)、GoogleはChromeOS用サイトで『Steam on Chromebook』のベータ版をリリースしたことを発表しました。

 

 

対象機種の一つ「ASUS Chromebook Flip CX5(CX5601)」(画像は製品ページより引用)

『Steam on Chromebook(Steam on ChromeOS)』は、ChromeOS搭載PC「Chromebook」に、Steamを対応させるために開発されているものです。2022年4月にアルファ版が提供され、今回ベータ版がリリースされました。

今回は、Intelの第12世代CoreおよびAMD Ryzen 5000Cシリーズを新たにサポート。システムの最小要件はCore i3またはRyzen 3へと引き下げられ、対象機種は3倍以上に増えたといいます。なお、GoogleはRAM16GBとi5 / Ryzen 5以降を推奨しています。

さらに、『Steam on Chromebook』の推奨ゲームリストに、新たに50以上のタイトルを追加しています。リストには『Inscryption』『Subnautica』『TUNIC』などが並び、リスト中の『The Witcher 3: Wild Hunt』『Fallout 4』などは、グラフィックの品質を下げた設定にしたうえでRAMが16GB必要だとしています。

ほかにも、スケーリングシステムの改善ストレージ管理方法の刷新なども発表されています。今回の発表詳細はこちらから、『Steam on Chromebook』のベータ版の利用方法や対象機種、推奨ゲーム一覧などはこちらから確認できます。

『Steam on Chromebook』ベータ版リリース記事『Steam on ChromeOS』詳細ページ

関連記事

UIと3Dシーンを異なる解像度で描画できる。Unity用オープンソースライブラリ、サイバーエージェント「コアテク」がリリース
2025.12.02
Unity製ゲームにDiscord機能を組み込む方法を学べる。「Discord Social SDK」の無料学習コンテンツ、「Unity Learn」で公開
2025.12.01
足が綺麗に接地する3D歩行モーションを作るには?サイバーエージェント「コアテク」、MayaのIK制御手法を解説
2025.12.01
ゲームエンジン&配信プラットフォーム統合型ツール「s&box」がオープンソース化。MITライセンスのもと無償で利用可能
2025.11.28
魅力的なムービーシーンの演出とは?アークシステムワークス、『GUILTY GEAR』シリーズの映像制作ノウハウを動画で解説
2025.11.28
Epic Gamesのフォトグラメトリツール「RealityScan」、バージョン2.1にアップデート。自動化処理やLiDAR活用機能などが強化
2025.11.27

注目記事ランキング

2025.11.26 - 2025.12.03
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

リグ(Rig)
リグ 3Dモデルを動かす場合に、すべてのボーンを編集するのではなく、少ない編集箇所で直感的に動作などを付けるために作られたコントローラーやコントロールする仕組み。 またスケルトン自身をリグと呼ぶ場合もある。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!