国内最大級のゲームイベントである東京ゲームショウ2022が、2022年9月15日(木)から9月18日(日)の4日間で開催されました。4日目となる本日は、優れたコンピュータエンターテインメントソフトウェア作品を選考し表彰する「日本ゲーム大賞2022」のU18部門の発表が行われました。
「U18部門」金賞が『大倉庫カンパニー』に決定!
2022年度のU18部門金賞は北村 健氏の『大倉庫カンパニー』に決定しました。
『大倉庫カンパニー』は、新人教育パズルアクションゲーム。動きを教えた新人バイト君は指示通りに移動してくれるので、それを利用して高い段差を上ったりスイッチを押してもらったりしながらゴールをめざします。
2022年度のU18部門銀賞は中田 悠介氏のハイスピードで展開される見下ろし型シューティングアクション『<CHRONO CODER>』、銅賞は下平 陽士氏の軟体生物「ぬめる」の身体の柔らかさを活かしてゴールを目指すアクションゲーム『ぬめる』に決定しました。
コラボレーションプラットフォーム賞にはNintendo Switch『ナビつき! つくってわかるはじめてゲームプログラミング』で制作された八巻 実龍氏の『インパルスボール』が受賞しました。こちらは色が変わるボールをカメラが向いている方向に飛ばして、ゴールを目指すアクションゲームです。
コラボレーションプラットフォーム賞は本年より新設された賞です。Nintendo Switch『ナビつき! つくってわかるはじめてゲームプログラミング』、Nintendo Switch『プチコン4 SmileBASIC』、『ツクール』シリーズで制作・応募された作品をプロのクリエイターが審査し、高い評価を得た作品が受賞作品となります。
なお、決勝大会には当日のプレゼンテーション順に『ECO再生エネバトル』、『大倉庫カンパニー』(金賞)、『RESHOOTING』、『GIMMICS』、『ぬめる』(銅賞)、『<CHRONO CODER>』(銀賞)の6作品が選出されました。
「U18部門」決勝大会進出6作品の紹介
「U18」部門の決勝大会に進出した6作品を紹介します。決勝大会進出作品は、プロのクリエイター24人による作品VTR視聴、プロのクリエイター4名による試遊審査・プレゼン審査を経て6作品が選ばれています。
決勝大会進出作品は、予選大会で審査員からアドバイスとブラッシュアップする期間が与えられています。そのアドバイスを取り込み、どの作品もエンターテイメント性を高められている印象を持ちました。
ECO再生エネバトル
- 学校名:練馬区立泉新小学校
- 制作者:安藤 大翔
大倉庫カンパニー(金賞受賞)
- 学校名:同志社高等学校
- 制作者:北村 健
RESHOOTING
- 学校名:青雲高等学校
- チーム名:ItiGames
- 制作者:平野 一歩、野中 稜太
GIMMICKS
- 学校名:愛光高等学校
- 制作者:村田 充
ぬめる(銅賞受賞)
- 学校名:東京都立狛江高等学校
- 制作者:下平 陽士
<CHRONO CODER>(銀賞受賞)
- 学校名:東京都立小松川高等学校
- 制作者:中田 悠介
日本ゲーム大賞U18部門 公式サイト
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